筑波銀行
表面変動金利 |
0.675% |
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表面固定5年 |
0.550% |
表面固定10年 |
0.650% |
事務手数料 | 54,000 |
保証料 | あり × |
来店 | 要 × |
限度額 |
・年収2千万円以上は、融資額1億円まで ・年収1千5百万円以上は、融資額7千万円まで |
筑波銀行の歴史
筑波銀行は茨城県を拠点とする関東銀行と茨城銀行の合併によって誕生しました。筑波銀行の歴史は前身となった関東銀行と茨城銀行の歴史でもあります。
関東銀行は第二次世界大戦の戦後復興資金を地域の中小企業に円滑に供給し金融円滑化を図るという目的で設立された全国12の地方銀行のうちの一つです。いわゆる「戦後地銀」と呼ばれるもので、現在まで10行が存続しています。
関東銀行は1952年(昭和27年)9月に茨城県土浦市で設立されました。設立当初の資本金は5千万円でした。その後、取り扱い業務や資本金を増やしていき、1974(昭和49年)には東証2部に上場、1977(昭和52年)には東証1部に上場します。2001年(平成13年)4月には銀行システム共同化プロジェクトである「じゅうだんの会」システム導入に合意します。このシステムの稼働はつくば銀行との合併後に実現される事になります。
そして2003年(平成15年)4月、第二地銀である東洋相互銀行が前身であるつくば銀行を吸収合併する事により関東つくば銀行が誕生、関東銀行の名前はここで消滅します。
一方の合併相手である茨城銀行は関東つくば銀行より歴史が古く、1921年(大正10年)6月に茨城無尽株式会社として水戸市で創業しました。「無尽」とは日本に古くからある金品の相互扶助システムの一つで、現存する無尽会社は「日本住宅無尽株式会社」のみです。
1951年(昭和26年)に相互銀行法が制定されると、上記1社を除く全ての無尽会社は相互銀行へと転換します。茨城無尽株式会社も例外ではなく、1952年(昭和27年)に茨城相互銀行へと転換し、改称します。
1989年(平成元年)には普通銀行に転換、名称も「茨城銀行」へと変わります。2001年(平成13年)には当時のつくば銀行と包括業務提携を締結し、2006年(平成18年)には合併、「ひたちの銀行」となる予定でしたが条件が折り合わず破断になりますが、2009年(平成21年)には関東つくば銀行との合併に基本合意して、翌年3月に合併。筑波銀行として生まれ変わり、茨城銀行はその長い歴史の幕を閉じる事になりました。
筑波銀行の特徴
筑波銀行は茨城県を地盤とする地方銀行です。本店は土浦市に所在していますが、本部機能はつくば市にあります。「日本のシリコンバレー」と目される研究開発都市であり、国際化著しい都市でもあります。つくばという土地柄、産官学連携による技術開発、新事業支援を推進しています。
店舗数は147店舗で殆どが茨城県内にあります。県外以外では東京・埼玉・千葉・栃木に支店を持ちます。貸付残高は約1兆5300億円、預金残高は約2兆1200億円あり、地方銀行の中では中核規模となっています。
歴史の方でも述べましたが筑波銀行は「戦後地銀」の一つですが、いわゆる第二地銀ではありません。と言っても1989年までに普通銀行に転換した銀行を第二地銀と呼んでいるだけで地方銀行と業務内容に違いはありません。2006年(平成18年)につくば銀行と茨城銀行との間で合併交渉が一度破談になっており、裁判にまでなりましたが、2009年(平成21年)には和解が成立しています。
関東つくば銀行と茨城銀行間での合併及び店舗統合の混乱を避ける為、店舗には「旧関東つくば銀行」と「旧茨城銀行」いずれの系列の支店であるかの記載が続いています。
関東つくば銀行と茨城銀行との合併の際、店舗統廃合による旧茨城銀行の利用者の負担が大きい事から「店舗内支店」と呼ばれるブランチインブランチにて店舗統合を行いました。
東日本大震災の被害が大きかった地域で営業している事もあり、復興需要による営業利益の増加傾向にあるようです。八十二銀行が開発した銀行システムをベースに各銀行システムの共同化を計るプロジェクト「じゅうだん会」に参加しています。「じゅうだん」とは「日本を縦断する」という意味合いがあります。システムは2008年(平成20年)1月から稼働しています。
筑波銀行の住宅ローンについて(キャンペーン、プランなど)
筑波銀行の住宅ローンは着実に取り扱い額を増やしています。東日本大震災(平成23年3月)以前から残高は増加傾向にあり、復興需要によるものだけではない事が分かります。
筑波銀行には多彩な住宅ローン商品があります。変動金利型、固定金利型住宅ローンが基本ですが、固定金利型には当初固定金利期間満了後に固定金利と変動金利を選択できるという特色があります。その時々の金利情勢によって有利な方を選択できます。
変動・固定金利の組み合わせによって、払い始めの金利が低いか、後になるほど金利が低いかなど、細かく金利プランを組み立てる事ができる期間限定商品もあり、利便性の高さを誇ります。
債務が免除になる三大疾病及びガン特約付き住宅ローンに加えて、その他の理由で30日以上働けない状態になった時に最長3年間保険でローン返済を肩代わりしてくれる返済サポート機能の付いた保険など、“もしも”の際のサポートが手厚いのが筑波銀行住宅ローンの特徴になっています。
ネット銀行なら便利でお得!
ネット銀行は、一般の銀行(普通銀行)がインターネット向けに展開しているサービスを指す「ネットバンキング」と違い、基本的に実店舗や預金通帳がなく、インターネットや電話でお金のやりとりが完結します。普通銀行に比べて運営コストが抑えられることから、預金金利は比較的高く、手数料は安く設定されている点が特徴です。コンビニのATMでの出金もしやすく、住信SBIネット銀行やソニー銀行等はセブンイレブンでの出金手数料を回数無制限で無料にするなど、現在、ネット銀行各社は手数料に関するサービスを充実させているためネット銀行は普通銀行より金利と手数料でお得です。
ネット銀行の住宅ローンがコストを圧縮して低金利の住宅ローンを実現出来ているのはそのためです。金利の安さだけではありません。保証料や繰り上げ返済の手数料といった料金が無料の場合が多いです。またネット銀行ならではの特徴を活かして24時間全国どこからでもネットで申し込み可能です。ネットだけで手続きが進められるため、平日は時間がないという方にはネット銀行がおすすめです。毎月の返済にもネット銀行は便利です。もしも引き落とし日に口座にお金が入っていないと、引き落としがされず信用情報に傷がついてしまうことになります。期日に支払いができない場合には、ペナルティとして遅延損害金が発生します。多くの住宅ローンの損害金の利率は14%~14.6%程度です。遅延損害金は、利息よりも金利が高く遅延だけは避けたいところです。ネット銀行なら、他行、他口座からの資金移動もネットやスマートフォンですぐに出来るので住宅ローンの引き落とし日に口座にお金が足りないという非常事態を回避できます。
住宅ローンシミュレーション
※実際にローンをお借り入れいただいた場合のご返済額、お支払い保証料などは、本シミュレーターの計算結果と多少異なりますのであらかじめご了承ください。(計算結果は簡易計算による概算金額です)