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物件の選び方①新築VS中古

中古物件だとどれだけお得?

gazou52

住宅の購入では、新築物件で購入するのか中古物件で購入するのかも大きな問題です。
人が一度住んだ中古よりも新築のほうがいいという考えもありますが、物件価格でどちらがお得かということでいえば中古のほうが言いということが言えます。
物件の価格は新築と中古を比較すれば、古くて使用感がある中古のほうが安くなります。
に中古は新築の2割安とか8掛けといわれていますが、データによると築6年の物件であれば、そのような価格差になります。そして築年数が多くなればなるほど新築に対する中古価格の価格差は低くなり築25年を超えれば40%をやや下回る数字で推移します。
例えば新築で4000万円のマンションがあるとして、同地域の同程度の間取りで築6年の中古マンションは2割安の3200万円が価格水準となります。もし築年数に拘らないのであれば、築15年以上の中古物件で半額の2000万円以下です。
無論、古い物件ということは建物や設備の劣化が進んでおり、実際に住むまでにはリフォーム、リノベーションをするので購入価格のメリットは多少薄れます。
戸建てででは全体的なリフォームとなりますので1000万円以上、マンションでは400万円位が、中古物件購入時のリフォームの目安です。
しかし、このくらいであればよほど築年数が新しい物件でない限り、新築物件との価格差を超えるほどではありませんから、お得さは消えません。


どちらの方がニーズは多い?

新築物件も中古物件、どちらも魅力的です。
では、ニーズはどちらにあるのか。
住まいに関する実態調査を行うオウチーノ総研が行った『日本人の住宅意識』というアンケートでは、住宅を購入するときに新築にこだわるか、中古にこだわるか、あるいはこだわりを持たないかという問いかけをしました。
その結果、新築物件にこだわるという方は、実に51.0%と半数をやや超える数字になりました。
そして中古物件にこだわる方はわずか5.2%、そしてこだわりがない方は43.8%となります。
中古物件にこだわる方とこだわりのない方を合わせれば、新築物件にこだわる方とほぼ均衡しますが、傾向として見ればかなりの割合で新築物件を好むということになります。
gazou54欧米では中古住宅市場が大きいため中古物件を購入することに抵抗感を持ちませんが、日本人は生来の潔癖さなどもあり、自分だけの家に住むというだけでなく、古くて使用感のある住宅への拒絶感から新築物件を好むようです。
ただ、こだわりなしという方が4割以上あることを考えると、新築か中古かということに対する先入観を持つこと自体なくなりつつある、とも言えます。
その結果として、今後中古物件にこだわる方が増える可能性もあります。


新築物件を選ぶ理由とは

家を購入するときに、新築物件を希望する方は多いですが、その理由はなんであるのか。
国土交通省の平成24年度住宅市場調査では、その理由が掲載されています。
正確に言うと新築を選んだ理由、というよりも、中古住宅にしなかった理由、という質問なのですが、その7割以上が「新築のほうが気持ちよいから」という答えを出しています。
別に中古住宅で火事や事件がおきたわけではありませんが、見知らぬ誰かが住んでいた家に対しての生理的な嫌悪感が強いようです。
ついで「リフォーム費用が割高になる」「隠れた不具合が心配だったから」「耐震性や断熱性など品質が低そうだから」といいうように中古物件を購入した場合に考えられる費用や機能的なデメリットを心配する気持ちが出てきます。
家は住む以上、ただ建物だけがそこにあればいいわけではなく、安心して住むことができること、経済的な負担が生活を圧迫しないことなどが求められます。その点で中古住宅は新築以上に手間や費用がかけなければいけないことは確かです。
もちろん新築だから全て良い品質の住宅であるとは限りませんし、中古だからボロボロの住宅とも限りません。
しかし新築であることは、ある程度質が高いものだろう、というイメージが定着しており、リスクを避けたい人は無難な選択として新築を選ぶ傾向にあるのです。


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住信SBIネット銀行
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0.380 0.58 1.21 なし ○ なし ○ 借入額の2.20%(税込) 33,000円(税込) 不要
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りそな銀行
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※2020年3月
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三菱UFJ銀行
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0.475 0.64 2.84~2.99 あり × あり × 33,000円(税込) 無料~16,500円(税込) 不要
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