ハウスメーカーの選び方
ハウスメーカーを選ぶ理由
家はどこのハウスメーカーに注文しても理想の家に仕上がると思うのは間違いです。ハウスメーカーごとに価格帯が違いますし、家を建てる工法も違います。
また、施工をハウスメーカーがやることがあれば子会社や契約している業者など間接的な仕事という違いもあります。
もし、ハウスメーカーごとに違いがあることを理解していなければ、ハウスメーカーの営業マンがセールストークで余計な工事を追加したり質の悪い工事で質の悪い家に仕上げられるかもしれません。
家は基本的には住宅ローンを返済する30年余り生活をする場所です。
自分の希望と違い質が悪い家に我慢して住み続けることはナンセンスです。
特に東日本大震災もありましたから、万が一災害が起きたときに十分な性能がなければ家に命を奪われることになります。
そのようなトラブルを防ぐためにも、ハウスメーカーごとの特徴を良く調べて直接営業所やモデルハウスを訪れるなどして従業員の態度を確認して信頼できるハウスメーカーかどうかを確認することが必要なのです。
無論、ハウスメーカーでも営業マンは大勢いるので当たり外れがあります。
評判が良いハウスメーカーで営業マンの態度が悪いのであれば我慢することなく交代してもらうことも確認の方法です。
ハウスメーカーの評判を探すには
数多くあるハウスメーカーの中から信頼できる会社を探すためには、評判が鍵となります。では、どのような方法で評判を探せばよいのかというと、一番簡単なのはネットに掲載されている評判を検索することです。
ハウスメーカーの評判をまとめたサイトもあれば、ブログやSNS、掲示板などに実際に利用した方の口コミ等が掲載されていることがあります。
そのような情報がどれだけ信用できるか、疑問の余地がありますが広告収入を目的としたサイトではなく、日常のブログ記事の中のひとつとしてハウスメーカーの感想を書いている、など書き方に余計な意図が見えない情報であればある程度信頼できると考えて問題ありません。
ただ、評判を調べていくうちに良い評判と同時に競合他社から流れるような悪評も知る可能性があります。
逆に不自然な賛辞ばかりがあるときには、そのハウスメーカーが関係者が書いているのではないかと疑問を持たざるを得ません。
そうなれば、評判でハウスメーカーを選ぶどころか迷うことになることになります。
その場合には、最終的な判断は評判から切り離された客観的なデータ、つまり各ハウスメーカーの価格や工法、太陽光発電や断熱などの分野においてそのハウスメーカーが強みとしている特殊な施工技術を総合的に見ることが必要となります。
ハウスメーカーとの交渉術
ハウスメーカーに家を注文するのは肉や野菜のように簡単ではありません。特に価格については少なくとも数千万円になるので、ハウスメーカーの提示された金額を呑めば予算オーバーになるかもしれません。
そこで交渉をすることが必要となります。
ただし、注文住宅では単純な値引き交渉は危険です。
なぜならば、注文住宅は希望を聞いて中身を決定していくのに、どんな工事をするのか費用はどれくらいかかるのかが見えない内にいきなり値引きを切り出せばハウスメーカーは嫌がり対応がおろそかになるかもしれません。
例え値引きをすると見せても、概算を多くしておき契約では値引きしたように見せることも考えられます。
それに建材を安くして値引きしたように見せた場合、耐久性などが弱く耐震性や防音性を犠牲にすることもあります。
ですから、交渉をするのであれば、質を下げない値下げに誘導することが肝心です。
では、どのように話をもちこむのかというと、ハウスメーカーの一般的に粗利益35%が基準になるといわれています。
しかし、営業マンでは値引き交渉をされたとしてもなんとか出来る粗利益の基準が別にあり20%といわれています、そこを見越していかに限界まで下げてくれるかと交渉をするのです。前述のように建材の質を下げずハウスメーカーの営業努力で無駄な機材のリース代や人件費を削る値下げであれば無茶な話ではありません。
また、交渉の下準備として原価と粗利益を知るためには、複数のハウスメーカーに見積もりを出してもらうことです。
その見積もりを分析して原価を知り、粗利益をどこまで下げることが出来るかを見極め交渉していき、時には見積もりで他社の存在をアピールしていけば、営業マンもギリギリのラインまで値下げをすることになります。
住宅ローン金利比較(新規・借り換えでの適用金利)
名称 | 表面金利(%) | 優 遇 条 件 |
保証料 | 事務 手数料 |
繰上返済 手数料 (変動) |
来店 | 疾 病 保 険 |
詳細 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
変動 金利 |
10年 金利 |
20年 金利 |
||||||||
新生銀行 |
0.45 | 0.75 | 0.95 | なし ○ | なし ○ | ②契約事務手数料/保証料 借入金額がいくらでも55,000円~ ※ただし、変動金利<変動フォーカス>0.45%のみ、借入金額×2.2% | 無料 |
不要 ○ |
あり ○ | 詳細 |
住信SBIネット銀行 |
0.380 | 0.58 | 1.21 | なし ○ | なし ○ | 借入額の2.20%(税込) | 33,000円(税込) |
不要 ○ |
あり ○ | 詳細 |
りそな銀行 ※2020年3月 適用金利 |
0.429 | 0.60 | 0.90 | あり × | なし ○ | 33,000円(税込)+お借入金額×2.2% | 無料~33,000円(税込) |
不要 ○ |
あり ○ | 詳細 |
三菱UFJ銀行 |
0.475 | 0.64 | 2.84~2.99 | あり × | あり × | 33,000円(税込) | 無料~16,500円(税込) |
不要 ○ |
あり ○ | 詳細 |
×
優遇条件について
優遇条件がない場合、条件なく、表示金利で融資を受けることができます。
優遇条件がある場合、融資の優遇条件として「その銀行の預金口座を給与振込口座にする」「クレジットカードを作る」「投資口座を作る」などが必要 になります。
固定金利ならこちらの金融機関がおすすめ |
名称 | 金利 | 事務手数料 | 保証料 | 来店 | 金利 優遇条件 |
繰上げ 返済 |
詳細 | ||||
フラット35 | フラット35S | ||||||||||
15年以上~20年以下 | 21年以上~35年以下 | 当初5年 | 6~10年目 | 11年目以降 | |||||||
住信SBIネット銀行フラット35 |
1.03% | 1.12% | 0.78% | 0.78% | 1.03% | 借入額の0.99%(税込)~ | なし | 不要 | なし | 無料 | 詳細 |
楽天銀行フラット35 |
1.02% | 1.11% | 0.77% | 0.77% | 1.02% | 借入額の1.10% | なし | 要 | なし | 無料 | 詳細 |
ARUHI |
1.02% | 1.11% | 0.77% | 0.77% | 1.02% | 借入額の2.0% | なし | 要 | なし | 無料 | 詳細 |