【最新情報】債券市場長期金利 0.54%
住宅ローンに関して非常に重要なニュースがあります。それは、昨日つまり2014年7月9日の債券市場で長期金利がさらに低下し、0.54%をつけたというニュースです。ここまで下がっているとは正直のところ驚きを禁じえません。
それはとかもく、長期金利低下のニュースがなぜ重要かといいますと、長期金利は住宅ローン金利の重要な指標になっており、長期金利が低下すれば住宅ローン金利も低下するからです。
しかし、それでは、今後さらに住宅ローンは低下するかといえば、否定的な意見が有力です。それは次のような理由のためです。
金融機関にとって、住宅ローンを貸し出す資金の調達金額と、住宅ローン金利の差が粗利となり、これから人件費、広告宣伝費、貸し倒れ費用などが拠出されるのです。
そして、ネット銀行の中で最も高い定期預金金利を出しているオリックス銀行の5年定期預金の金利は0.45%です。
これに対して、5年固定の住宅ローンで最も安い金利を提供している住信SBIネット銀行の金利は0.50%です。
つまり、預金金利と住宅ローンの金利がほぼ同じという、異常な状態にあるのです。したがって、住宅ローンの金利はこれ以上下げることができない状態になってしまったのです。
その証拠に、長期金利の低下は先月半ばから起きていますが、ほとんどの銀行は7月適用の住宅ローン金利を据え置いているのです。 このことは、各銀行に住宅ローンを引き下げる余力がないことを示唆しています。
このように見てくると、住宅ローンを借りるなら今しかないという結論が出てきます。この機会を逃すと、住宅ローンの金利は上昇を開始してしまい、借りにくくなるのではないかとすら思います。銀行だって営利企業です。
もし住宅ローン金利が低いままで利益をあげようとするならば、人件費または広告宣伝費を削るか、預金金利を引き下げなければなりません。しかし、銀行が人件費を削ることは、安倍首相が企業に賃上げを要求している中では、できることではありません。
広告宣伝費を削ったら競合他社に負けてしまうでしょう。そして、預金金利を下げることも、顧客離れにつながるので、できるとは思えません。したがって銀行に残された手は住宅ローン金利の引き上げしかなくなってきつつあるのではないかと推察されます。
以上今回は、長期金利がさらに低下し、0.57%をつけたというニュースをご紹介し、若干の感想を述べました。住宅ローンをご利用になる場合に参考にしていただければ幸いです。
それはとかもく、長期金利低下のニュースがなぜ重要かといいますと、長期金利は住宅ローン金利の重要な指標になっており、長期金利が低下すれば住宅ローン金利も低下するからです。
しかし、それでは、今後さらに住宅ローンは低下するかといえば、否定的な意見が有力です。それは次のような理由のためです。
金融機関にとって、住宅ローンを貸し出す資金の調達金額と、住宅ローン金利の差が粗利となり、これから人件費、広告宣伝費、貸し倒れ費用などが拠出されるのです。
そして、ネット銀行の中で最も高い定期預金金利を出しているオリックス銀行の5年定期預金の金利は0.45%です。
これに対して、5年固定の住宅ローンで最も安い金利を提供している住信SBIネット銀行の金利は0.50%です。
つまり、預金金利と住宅ローンの金利がほぼ同じという、異常な状態にあるのです。したがって、住宅ローンの金利はこれ以上下げることができない状態になってしまったのです。
その証拠に、長期金利の低下は先月半ばから起きていますが、ほとんどの銀行は7月適用の住宅ローン金利を据え置いているのです。 このことは、各銀行に住宅ローンを引き下げる余力がないことを示唆しています。
このように見てくると、住宅ローンを借りるなら今しかないという結論が出てきます。この機会を逃すと、住宅ローンの金利は上昇を開始してしまい、借りにくくなるのではないかとすら思います。銀行だって営利企業です。
もし住宅ローン金利が低いままで利益をあげようとするならば、人件費または広告宣伝費を削るか、預金金利を引き下げなければなりません。しかし、銀行が人件費を削ることは、安倍首相が企業に賃上げを要求している中では、できることではありません。
広告宣伝費を削ったら競合他社に負けてしまうでしょう。そして、預金金利を下げることも、顧客離れにつながるので、できるとは思えません。したがって銀行に残された手は住宅ローン金利の引き上げしかなくなってきつつあるのではないかと推察されます。
以上今回は、長期金利がさらに低下し、0.57%をつけたというニュースをご紹介し、若干の感想を述べました。住宅ローンをご利用になる場合に参考にしていただければ幸いです。
Tags: 金利
住宅ローン金利比較(新規・借り換えでの適用金利)
名称 | 表面金利(%) | 優 遇 条 件 |
保証料 | 事務 手数料 |
繰上返済 手数料 (変動) |
来店 | 疾 病 保 険 |
詳細 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
変動 金利 |
10年 金利 |
20年 金利 |
||||||||
新生銀行 |
0.45 | 0.75 | 0.95 | なし ○ | なし ○ | ②契約事務手数料/保証料 借入金額がいくらでも55,000円~ ※ただし、変動金利<変動フォーカス>0.45%のみ、借入金額×2.2% | 無料 |
不要 ○ |
あり ○ | 詳細 |
住信SBIネット銀行 |
0.380 | 0.58 | 1.21 | なし ○ | なし ○ | 借入額の2.20%(税込) | 33,000円(税込) |
不要 ○ |
あり ○ | 詳細 |
りそな銀行 ※2020年3月 適用金利 |
0.429 | 0.60 | 0.90 | あり × | なし ○ | 33,000円(税込)+お借入金額×2.2% | 無料~33,000円(税込) |
不要 ○ |
あり ○ | 詳細 |
三菱UFJ銀行 |
0.475 | 0.64 | 2.84~2.99 | あり × | あり × | 33,000円(税込) | 無料~16,500円(税込) |
不要 ○ |
あり ○ | 詳細 |
×
優遇条件について
優遇条件がない場合、条件なく、表示金利で融資を受けることができます。
優遇条件がある場合、融資の優遇条件として「その銀行の預金口座を給与振込口座にする」「クレジットカードを作る」「投資口座を作る」などが必要 になります。
固定金利ならこちらの金融機関がおすすめ |
名称 | 金利 | 事務手数料 | 保証料 | 来店 | 金利 優遇条件 |
繰上げ 返済 |
詳細 | ||||
フラット35 | フラット35S | ||||||||||
15年以上~20年以下 | 21年以上~35年以下 | 当初5年 | 6~10年目 | 11年目以降 | |||||||
住信SBIネット銀行フラット35 |
1.03% | 1.12% | 0.78% | 0.78% | 1.03% | 借入額の0.99%(税込)~ | なし | 不要 | なし | 無料 | 詳細 |
楽天銀行フラット35 |
1.02% | 1.11% | 0.77% | 0.77% | 1.02% | 借入額の1.10% | なし | 要 | なし | 無料 | 詳細 |
ARUHI |
1.02% | 1.11% | 0.77% | 0.77% | 1.02% | 借入額の2.0% | なし | 要 | なし | 無料 | 詳細 |