【9月最新】住宅ローン情報
2015年9月の金利はどうなったの?
2015年に過去最低金利を更新した住宅ローン金利ですが、
4月度から上昇の兆しを見せ、3ヶ月連続で上昇し、これから上昇気流に乗るかと思われましたが、8月度には一旦トーンダウン。
背景にはギリシア危機などが潜んでいるのでしょうか?
未だに、日銀は金融緩和政策を実行しているので、大掛かりな金利の上昇は考えにくい傾向にあります。
さて、今回は2015年の9月期の住宅ローン金利について大紹介!!
今月はどのような動きを見せたのでしょうか?
単刀直入に言ってしまうと、2015年9月期の住宅ローン金利は引下げ傾向です。
上昇気流に乗ったかと思いましたが、出鼻をくじかれたような感じでしょうか?
大手メガバンクをはじめ、各銀行、引下げを行いました。
これらにはどのような原因が潜んでいるのでしょうか??
特に、りそな銀行、ソニー銀行の引下げ幅が大きく注目を集めています。
再び、低金利状態に入った日本の住宅ローン。
住宅購入をするなら、『今!』という状態はまだまだ続きそうですね……。
引下げ幅は0.05%~0.1%程度とそれほど大きくありませんが、下がっていることには違いありません。
特に、ネットバンクを中心に引下げを多くしたようです。
何故金利が再び下がったのか?
長期金利が下がる仕組みはどのようになっているのでしょうか?
主に3つの理由があります。
(1)期待インフレ率
将来の物価変動はどのくらいであるかという指標。
日本ではアベノミクスというインフレ政策がとられていますが、日銀が金融緩和をしているんので、
なかなか機能しているとはいいがたいでしょう。
デフレよりになれば、当然金利は下がる傾向になり、インフレが予想されれば、金利は上昇します。
(2)期待潜在成長率
今後の経済が成長していく地力が強いと想定された場合、資金を投資する可能性が強まります。
そうなれば、長期金利は上昇します。反対に、経済の停滞が見えれば、金利は低下するでしょう。
(3)リスクプレミアム
これは将来に対して不確実性がある場合、投資家が要求する上乗せの金利です。
リスクの高い状況になれば、当然金利は上がります。
現在はそれほど、リスクが高い状態ではないので、金利が上がらす逆に低下しているのでしょう。
ギリシア危機、アメリカの利上げによる景気後退。
これらの状況を鑑みて、8月期、9月期の金利はやや低下したと考えられるでしょう。
つまり、日本もそうですが、世界的に経済を見てみて、停滞しているというのが筆者の考え。
この状況はしばらくも続くのではないでしょうか??
9月期のフラット35の動向を教えて
日本住宅機構と、民間の金融機関が提携して行う長期住宅ローン。
それが『フラット35』です。
人気は固定金利の35年ローン。
2015年9月の住宅ローン金利は35年の長期ローンで年1.54%。
8月期の金利が年1.58%ですから-0.04%の引下げになります。
金利基準を決める8月が低下傾向になったことが背景にあるようです。
2ヶ月連続で低下しているので、来月も若干の低下がみられるのではないでしょうか?
ここしばらく上昇傾向が見えたフラット35ですが、再び低金利状態になるようですね。
いずれにしても、今が新規の借受、または、借り換えのチャンスといえそうです。
金融機関ならネットバンクがオススメ
低金利で有名なのが、ネットバンク。
契約をネット上で完結できたり、各種の諸手数料が無料になるなど、豊富なサービスを展開中。
今月のオススメの3社を紹介しましょう
(1)ソニー銀行
今月は引下げ幅が大きくオススメです。
新規借り入れの場合、変動金利は年0.589%と非常に低金利となっています。
若干融資の基準が厳しいとされていますが、チャンスがあれば借入を検討したい銀行の1つです。
(2)イオン銀行
大手スーパーを展開しているイオンの銀行。
住宅ローンも幅広い商品を展開しており、今月の変動金利は年0.57%と大変魅力的。
10年の固定期間の金利も年1.10%と低金利ですね。
新規借り入れ、借換えを検討している方は、是非、オススメの銀行と言えるでしょう!!
(3)住信SBIネット銀行
金利の安さだけでなく、豊富なサービスが魅力的な住信SBIネット銀行。
今月の金利は変動金利年0.65%、固定10年の場合、年1.110%と低金利を持続。
幅広い安心のサービスを受けながら、低金利で返済が可能。
ネットバンクの中では1番のオススメの金融機関となります。
今月は2ヶ月連続で金利は低下しました。
今後もこの展開は続くのではないでしょうか?
やはり、世界経済の先の見えない不安が、物価の上昇や動向を不安定にさせているようです。
日本でもその流れは顕著に受け継がれており、若干の物価の上昇はありますが、
極端な上昇にはなっていません。
住宅ローンの借り換え、新規借り入れを検討している方は、低金利の『今』を有効に活用しましょう!!
Tags: 金利
住宅ローン金利比較(新規・借り換えでの適用金利)
名称 | 表面金利(%) | 優 遇 条 件 |
保証料 | 事務 手数料 |
繰上返済 手数料 (変動) |
来店 | 疾 病 保 険 |
詳細 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
変動 金利 |
10年 金利 |
20年 金利 |
||||||||
新生銀行 |
0.45 | 0.75 | 0.95 | なし ○ | なし ○ | ②契約事務手数料/保証料 借入金額がいくらでも55,000円~ ※ただし、変動金利<変動フォーカス>0.45%のみ、借入金額×2.2% | 無料 |
不要 ○ |
あり ○ | 詳細 |
住信SBIネット銀行 |
0.380 | 0.58 | 1.21 | なし ○ | なし ○ | 借入額の2.20%(税込) | 33,000円(税込) |
不要 ○ |
あり ○ | 詳細 |
りそな銀行 ※2020年3月 適用金利 |
0.429 | 0.60 | 0.90 | あり × | なし ○ | 33,000円(税込)+お借入金額×2.2% | 無料~33,000円(税込) |
不要 ○ |
あり ○ | 詳細 |
三菱UFJ銀行 |
0.475 | 0.64 | 2.84~2.99 | あり × | あり × | 33,000円(税込) | 無料~16,500円(税込) |
不要 ○ |
あり ○ | 詳細 |
優遇条件について
優遇条件がない場合、条件なく、表示金利で融資を受けることができます。
優遇条件がある場合、融資の優遇条件として「その銀行の預金口座を給与振込口座にする」「クレジットカードを作る」「投資口座を作る」などが必要 になります。
固定金利ならこちらの金融機関がおすすめ |
名称 | 金利 | 事務手数料 | 保証料 | 来店 | 金利 優遇条件 |
繰上げ 返済 |
詳細 | ||||
フラット35 | フラット35S | ||||||||||
15年以上~20年以下 | 21年以上~35年以下 | 当初5年 | 6~10年目 | 11年目以降 | |||||||
住信SBIネット銀行フラット35 |
1.03% | 1.12% | 0.78% | 0.78% | 1.03% | 借入額の0.99%(税込)~ | なし | 不要 | なし | 無料 | 詳細 |
楽天銀行フラット35 |
1.02% | 1.11% | 0.77% | 0.77% | 1.02% | 借入額の1.10% | なし | 要 | なし | 無料 | 詳細 |
ARUHI |
1.02% | 1.11% | 0.77% | 0.77% | 1.02% | 借入額の2.0% | なし | 要 | なし | 無料 | 詳細 |