ローン審査に落ちる原因って?
住宅ローン審査に通らない理由とは?対処法は?
マンションなどの不動産を購入する際、多くの場合には住宅ローンを組んで支払いをすると思います。
銀行などの民間金融機関は、それぞれに融資条件を設定し、融資限度額つまり「いくら借りられるか」を決めています。
でも、仮にどうでしょう。
マンション購入を決めた!支払い、住宅ローンだ!
となっても、ローン審査に通らなかったら…。
残念なことですが、住宅ローン審査に通らないことは実際少なくないようです。
こんなことになる前に、ローン審査の通らない理由や対処法を前もって知っておきましょう。
意外と見落としがちな理由が住宅ローン審査に通らない原因となっていることもあります。
金融機関がチェックする5項目を挙げ、それぞれの対処法や注意点などを合わせてまとめてみようと思います。
その1:携帯電話料金の未納
えっ!たかが携帯代…と思うかもしれませんが、実は、侮れません。
最近多いのがこれなんですよ。
私もそうですが、機種変更や新規購入をする際、たいていの場合は機種代を2年程度の分割、月賦にしますね。
これも立派なローン契約に当たります。
引き落とし口座に十分なお金が入っておらず支払いをしなかった、そして、そのまましばらくほったらかしにしてしまったとなると、滞納になります。
この滞納分が住宅ローンの審査の際に通らない理由になるのです。
毎月の携帯代を滞りなく支払うこと、クレジットカード決済にして引き落としが掛かる前に請求書が手元に届きリマインドするようにしておくと良いでしょう。
その2:国民年金保険料の未払い
年金保険料の未払い・滞納もローン審査に落ちる理由です。
年金保険料は20歳から納める必要がありますが、経済的理由などで納めることが難しいこともあると思います。
支払いが難しい場合は、「国民年金保険料免除・納付猶予制度」を申請し、保険料の未納を防ぎましょう。
市役所の窓口に行けば申請書も手に入りますし、手続きもできます。
その3:税金の滞納
住民税など税金の滞納も審査の妨げになります。
ローン申し込みの前に支払っていない税金がないか調べ、ある場合には支払いを済ませておくことが必要です。
その4:クレジットカードのキャッシング枠
クレジットカードのキャッシングはお金を借りると言う点ではローンと似ており、金融機関によっては借入をしているとみなすところもあるようです。
キャッシング枠のあるクレジットカードを何枚も持っていること自体がローン審査に落ちる可能性を高めてしまうかもしれません。
使わないカードは解約をしたり、キャッシング枠を外すと良いですね。
その5:団体信用保険
各種金融機関では住宅ローン申し込みの条件として団体信用生命保険に加入することが含まれています。
万が一借主が死亡した場合や高度障害と呼ばれる重い障害を負った場合は住宅ローンの支払いを免除するのが、団体信用生命保険です。
保険には変わりませんので、加入の際は健康状態の告知が必要になってきます。
健康状態に不安があるけれども住宅ローンを組みたい場合にはフラット35が良いかもしれません。
ただし、フラット35には住宅ローンに対する保障がありません。
健康に十分気をつけるとともに、最悪の場合を考えて支払い計画を立てる必要があります。
Tags: 審査
住宅ローン金利比較(新規・借り換えでの適用金利)
名称 | 表面金利(%) | 優 遇 条 件 |
保証料 | 事務 手数料 |
繰上返済 手数料 (変動) |
来店 | 疾 病 保 険 |
詳細 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
変動 金利 |
10年 金利 |
20年 金利 |
||||||||
新生銀行 |
0.45 | 0.75 | 0.95 | なし ○ | なし ○ | ②契約事務手数料/保証料 借入金額がいくらでも55,000円~ ※ただし、変動金利<変動フォーカス>0.45%のみ、借入金額×2.2% | 無料 |
不要 ○ |
あり ○ | 詳細 |
住信SBIネット銀行 |
0.380 | 0.58 | 1.21 | なし ○ | なし ○ | 借入額の2.20%(税込) | 33,000円(税込) |
不要 ○ |
あり ○ | 詳細 |
りそな銀行 ※2020年3月 適用金利 |
0.429 | 0.60 | 0.90 | あり × | なし ○ | 33,000円(税込)+お借入金額×2.2% | 無料~33,000円(税込) |
不要 ○ |
あり ○ | 詳細 |
三菱UFJ銀行 |
0.475 | 0.64 | 2.84~2.99 | あり × | あり × | 33,000円(税込) | 無料~16,500円(税込) |
不要 ○ |
あり ○ | 詳細 |
優遇条件について
優遇条件がない場合、条件なく、表示金利で融資を受けることができます。
優遇条件がある場合、融資の優遇条件として「その銀行の預金口座を給与振込口座にする」「クレジットカードを作る」「投資口座を作る」などが必要 になります。
固定金利ならこちらの金融機関がおすすめ |
名称 | 金利 | 事務手数料 | 保証料 | 来店 | 金利 優遇条件 |
繰上げ 返済 |
詳細 | ||||
フラット35 | フラット35S | ||||||||||
15年以上~20年以下 | 21年以上~35年以下 | 当初5年 | 6~10年目 | 11年目以降 | |||||||
住信SBIネット銀行フラット35 |
1.03% | 1.12% | 0.78% | 0.78% | 1.03% | 借入額の0.99%(税込)~ | なし | 不要 | なし | 無料 | 詳細 |
楽天銀行フラット35 |
1.02% | 1.11% | 0.77% | 0.77% | 1.02% | 借入額の1.10% | なし | 要 | なし | 無料 | 詳細 |
ARUHI |
1.02% | 1.11% | 0.77% | 0.77% | 1.02% | 借入額の2.0% | なし | 要 | なし | 無料 | 詳細 |