融資の契約・変更について
契約までの流れ
不動産担保融資ローンの契約までの流れを説明します。<申込>
不動産担保融資ローンを扱う会社のHPで必要な情報を入力します。必要な情報は、希望融資金額、担保不動産の詳細、既存の借入状況等となります。その後、その会社へ必要書類を持参し申込に行きます。
<審査>
担保となる不動産の調査やお客様の審査を行います。その後、1週間前後で融資の可か不可について連絡があります。融資が承認された場合は、契約日時等の打ち合わせをします。
<契約>
不動産担保融資ローンの必要書類を持参し、契約に行きます。融資額、年率等の説明を受けてから契約手続きをします。その後融資実行の日が決定します。
・必要書類
次に必要書類の説明をします。なお、必要書類はローン会社により違いがあり、お客様(法人含む)や担保物件により、必要書類が異なる場合もあります。詳しくは、お借入れ予定のローン会社に確認してみましょう。
<個人の場合>
★申込者の必要書類
①収入証明、所得証明・・・確定申告書(控)(直近3期分)、または源泉徴収票、給与明細書
②本人確認書類・・・運転免許証、パスポート、健康保険証等)
★不動産(担保物件)の必要書類
①物件案内図 (住宅地図)
②公図
③地積測量図
④建物図面
⑤登記事項証明書(不動産登記簿謄本)
★契約時の必要書類
①住民票 (家族全員が記載されたもの)
②印鑑登録証明書
③権利証又は登記識別情報通知書
④実印(印鑑証明書の登録印)
<法人の場合>
★申込者(法人)の必要書類
①法人代表者の本人確認書類 (運転免許証、パスポート、 健康保険証等)
②決算書・確定申告書 (直近3期分)
③会社・法人の登記事項証明書
★不動産(担保物件)の必要書類
①物件案内図 (住宅地図)
②公図
③地積測量図
④建物図面
⑤登記事項証明書(不動産登記簿謄本)
★契約時の必要書類
①印鑑登録証明書
②代表者事項証明書
③権利証又は登記識別情報通知書
④実印(印鑑証明書の登録印)
<その他、場合人よって必要な書類>
場合によって下記の書類も必要になりますので、確認してください。
★申込者(法人)の必要書類
①借入金返済予定表・借入金残高証明書・償還予定表 (現在、借入が有る場合)
②外国人登録原票記載事項証明書 (外国人の場合)
★不動産(担保物件)の必要書類
①売買契約書・重要事項説明書等の契約書類 (購入目的の場合)
②建物の建築確認通知書
③前年度の固定資産税納付証明書または納税通知書
④賃貸借契約書・重要事項説明書等の契約書類 (アパート等の収益物件の場合)
⑤固定資産税評価証明書
不動産担保融資ローン 変更手続きと注意
不動産担保融資ローンを利用する上で、審査の後に融資金額や毎月の返済金額・返済日時といった内容をローン会社とお客様が一緒に考えていくのが不動産担保ローンの特徴の一つですが、転職や急な家計の支出などによって、これらの内容の変更が必要な場合も出てくることもあるかと思います。返済日などはすぐの変更が可能な会社が多いですが、返済額の変更となると契約書の内容を変更しなければならない為、すぐにローン会社に相談をすると良いでしょう。
悪質なローン会社では変更に応じないこともありますので、ローンを組む前に事前確認をしておくことも大切です。
不動産担保融資で困ったら
ゆとりある資金があれば別ですが、銀行から融資を受けるまでの間の「つなぎ融資」として不動産担保融資を利用することを考えている方も少なくないと思います。しかし、リーマンショック以降、不動産業界も厳しい状況が続いており、不動産の評価額も下落しています。
不動産を担保にしたからといっても、銀行もなかなか融資しにくくなっています。審査期間も長く思っていた金額まで融資がおりずに困っている方もいらっしゃるでしょう。
銀行や信用金庫のような公共的な金融機関は利率が低いというメリットがありますが、不動産担融資の融資額が低ければ利用できないのが現実です。
銀行や信用金庫のような公共的な金融機関以外で不動産担保融資を扱っているのが、ファイナンス会社や、ローン会社いわゆるノンバンク系の会社になります。(ノンバンクというのは、預金業務・為替業務をおこなわない金融機関のことをいいます。)
ノンバンク系の不動産担保融資を利用する具体的な基準は、融資の金利(やはり銀行や信用金庫とくらべると高くなります。)が低く、金融庁の登録業者として登録されている会社を選ぶことです。
(暴利や最悪の事態でも法律で守られる会社を選べば、大きな危険をおこすことなく、融資を受けることが可能です。)また、銀行に比べて融資されるまでの期間が短くなるというメリットもあります。
不動産担保融資は、私達の大切な不動産が担保として取り上げられてしまう可能性があります。無理のない資金計画をたて利用することが大切です。
住宅ローン金利比較(新規・借り換えでの適用金利)
名称 | 表面金利(%) | 優 遇 条 件 |
保証料 | 事務 手数料 |
繰上返済 手数料 (変動) |
来店 | 疾 病 保 険 |
詳細 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
変動 金利 |
10年 金利 |
20年 金利 |
||||||||
新生銀行 |
0.45 | 0.75 | 0.95 | なし ○ | なし ○ | ②契約事務手数料/保証料 借入金額がいくらでも55,000円~ ※ただし、変動金利<変動フォーカス>0.45%のみ、借入金額×2.2% | 無料 |
不要 ○ |
あり ○ | 詳細 |
住信SBIネット銀行 |
0.380 | 0.58 | 1.21 | なし ○ | なし ○ | 借入額の2.20%(税込) | 33,000円(税込) |
不要 ○ |
あり ○ | 詳細 |
りそな銀行 ※2020年3月 適用金利 |
0.429 | 0.60 | 0.90 | あり × | なし ○ | 33,000円(税込)+お借入金額×2.2% | 無料~33,000円(税込) |
不要 ○ |
あり ○ | 詳細 |
三菱UFJ銀行 |
0.475 | 0.64 | 2.84~2.99 | あり × | あり × | 33,000円(税込) | 無料~16,500円(税込) |
不要 ○ |
あり ○ | 詳細 |
×
優遇条件について
優遇条件がない場合、条件なく、表示金利で融資を受けることができます。
優遇条件がある場合、融資の優遇条件として「その銀行の預金口座を給与振込口座にする」「クレジットカードを作る」「投資口座を作る」などが必要 になります。
固定金利ならこちらの金融機関がおすすめ |
名称 | 金利 | 事務手数料 | 保証料 | 来店 | 金利 優遇条件 |
繰上げ 返済 |
詳細 | ||||
フラット35 | フラット35S | ||||||||||
15年以上~20年以下 | 21年以上~35年以下 | 当初5年 | 6~10年目 | 11年目以降 | |||||||
住信SBIネット銀行フラット35 |
1.03% | 1.12% | 0.78% | 0.78% | 1.03% | 借入額の0.99%(税込)~ | なし | 不要 | なし | 無料 | 詳細 |
楽天銀行フラット35 |
1.02% | 1.11% | 0.77% | 0.77% | 1.02% | 借入額の1.10% | なし | 要 | なし | 無料 | 詳細 |
ARUHI |
1.02% | 1.11% | 0.77% | 0.77% | 1.02% | 借入額の2.0% | なし | 要 | なし | 無料 | 詳細 |