悪徳金融業者
悪徳金融業者の手口とは
悪徳金融業者は、言葉巧みに被害者に近寄ります。 その手口を知れば、被害に遭う前に気がつくことが出来るので、いくつかを紹介します。◆チケット金融
融資を受けたい方に金券などを代金後払いで購入させて、それを金券ショップやネットで換金させます。 もちろん、購入金額と換金の金額に差が出てきますが、その差額が利息分として扱われます。
◆買取屋
チケット金融と似ていますが、クレジットカードを使い二束三文の品を高値で購入します。金融業者はそれを融資して欲しい額で買い取ります。するとクレジットカードの返済日に品物の購入代金が請求されます。 購入金額と買い取り金額の差が利息分です。
◆紹介屋
融資を申し込んだ金融業者に、貸すことが出来ないけど貸してくれる他の金融業者を紹介できる、といわれて紹介料をせしめる手口です。実際に紹介することもありますが、実際にはなにもせず紹介料をとることもあります。
◆年金担保金融
現在、社会問題化している手口です。 年金を受給している方に融資を行い、年金が振り込まれる通帳や銀行印などを担保として取り上げて年金を返済に充てていきます。少ない年金にもかからず悪徳金融業者は暴利を設定して、延々と年金を取られ続けていくので被害者は生活をすることが困難となります。そもそも、年金を担保することは独立行政法人福祉医療機構の年金担保融資以外は、法律で禁じられています。年金担保融資以外で年金を担保という言葉を使う金融業者を見かけたら、全て違法と考えて問題ありません。
悪徳金融業者の見分け方はあるのか?
世の中には、お金が必要な方を食い物にする悪徳金融業者が存在します。たとえ一つの悪徳金融業者を警察が摘発しても、次々と新しい悪徳金融業者が生まれるので、根本的な対策としては悪徳金融業者を利用しないことが一番です。
では、悪徳金融業者の見分け方はあるのか?というと、完全ではないにしても、明らかに怪しい金融業者を選別することは可能です。 まず、貸金業を行うために必要な貸金業の登録番号を見てください。
都道府県知事と書かれている後に、「(□)○△×1235号」という記号が続きます。
貸金業の登録番号は3年ごとに更新せねばならず、このカッコ内の□は登録番号が更新された回数を示しています。
1であれば新規、2であれば更新を1回行ったということです。
更新では、法律に違反することなく経営していることが問われるので悪徳金融業者は登録番号を取得はしても更新できないので新規の番号を取得しては捨てています。
つまりカッコ内の数字が多い金融業者であれば、安全である可能性が高いのです。
次に連絡先を見てみましょう。
使い捨てがしやすい携帯電話、架空の住所などであればやはり悪徳金融業者の可能性が高くなります。
万が一被害に遭えば、警察が取り締まろうとしてもどこにいるのかもわからなくなるので、お金を取り戻すことも出来ません。
融資を受けうるときには慎重に相手のことを調べるようにすることが最善です。
悪徳金融業者だと後で気づいたら?
事業や生活のために、どうしても資金が必要だというときには、借りられるところから借りたいと思うのが心理です。しかし、返済をしていくとその金融業者が法外な利息計算をする悪徳金融業者である場合、どのように対処をすればよいのかわからない方も少なくありません。
ですが、悪徳金融業者の言われるがままに法外な利息を支払い続ける必要はありません。
気がついたらすぐに警察、消費生活センター、日本か資金行教会が運営する貸金業相談・紛争解決センターあるいは弁護士等に相談をすることです。
違法な金利を設定していれば、利息どころか元本も返済する必要はないという判決が札幌高裁で出ました。 それ以来、弁護士などを代理人にして違法な利息計算であることを追及すれば、相手は取立てをやめて法律以上に取り過ぎた利息を返還しようとするなどの動きもあります。
普段弁護士や司法書士を知らないので、どこに相談すればよいのかわからない、借金だらけで弁護士を雇う経済的余裕がないという場合には、法務省所管の法テラスで無料の法律相談を受けることができます。
法テラスで無料法律相談をすれば、その結果、弁護士や司法書士を雇うというときにお金がなく援助が必要だということであれば費用の立替制度を受けることが出来ます。
あくまでも立替なので援助をしてから月々ある程度のお金を支払わなければなりませんが、悪徳金融業者への高額返済がなくなれば生活を立て直すチャンスもあるので、利用する価値は十分にあります。
住宅ローン金利比較(新規・借り換えでの適用金利)
名称 | 表面金利(%) | 優 遇 条 件 |
保証料 | 事務 手数料 |
繰上返済 手数料 (変動) |
来店 | 疾 病 保 険 |
詳細 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
変動 金利 |
10年 金利 |
20年 金利 |
||||||||
新生銀行 |
0.45 | 0.75 | 0.95 | なし ○ | なし ○ | ②契約事務手数料/保証料 借入金額がいくらでも55,000円~ ※ただし、変動金利<変動フォーカス>0.45%のみ、借入金額×2.2% | 無料 |
不要 ○ |
あり ○ | 詳細 |
住信SBIネット銀行 |
0.380 | 0.58 | 1.21 | なし ○ | なし ○ | 借入額の2.20%(税込) | 33,000円(税込) |
不要 ○ |
あり ○ | 詳細 |
りそな銀行 ※2020年3月 適用金利 |
0.429 | 0.60 | 0.90 | あり × | なし ○ | 33,000円(税込)+お借入金額×2.2% | 無料~33,000円(税込) |
不要 ○ |
あり ○ | 詳細 |
三菱UFJ銀行 |
0.475 | 0.64 | 2.84~2.99 | あり × | あり × | 33,000円(税込) | 無料~16,500円(税込) |
不要 ○ |
あり ○ | 詳細 |
×
優遇条件について
優遇条件がない場合、条件なく、表示金利で融資を受けることができます。
優遇条件がある場合、融資の優遇条件として「その銀行の預金口座を給与振込口座にする」「クレジットカードを作る」「投資口座を作る」などが必要 になります。
固定金利ならこちらの金融機関がおすすめ |
名称 | 金利 | 事務手数料 | 保証料 | 来店 | 金利 優遇条件 |
繰上げ 返済 |
詳細 | ||||
フラット35 | フラット35S | ||||||||||
15年以上~20年以下 | 21年以上~35年以下 | 当初5年 | 6~10年目 | 11年目以降 | |||||||
住信SBIネット銀行フラット35 |
1.03% | 1.12% | 0.78% | 0.78% | 1.03% | 借入額の0.99%(税込)~ | なし | 不要 | なし | 無料 | 詳細 |
楽天銀行フラット35 |
1.02% | 1.11% | 0.77% | 0.77% | 1.02% | 借入額の1.10% | なし | 要 | なし | 無料 | 詳細 |
ARUHI |
1.02% | 1.11% | 0.77% | 0.77% | 1.02% | 借入額の2.0% | なし | 要 | なし | 無料 | 詳細 |