審査をなるべく早く通す方法とは?
最短でかかる住宅ローン審査期間
住宅ローンを申し込む際に、最も大変なのは審査に通ることです。
審査の間、通るか落ちるかということを心配することを考えると一刻も早く審査に通ることが望ましいです。
一般的な住宅ローンの本審査は平均で3.4営業日とされています。
では最短ではどのくらい早くなるのかというと、1営業日で審査を終えることもあるようです。
事前審査は当日中に審査が終わるので、本審査を翌日に申し込むとすれば合計で3日目に住宅ローンの可否がわかることになります。
慎重に行われるべき本審査が1営業日で終わるのは、審査の手続きが人の手ではなくオンラインでデータを繋げるクラウドシステムにより行われるからで、送られたデータは機械で処理するので書類の不備がなければすぐに審査結果が出てくるのです。
審査で見られるのは、過去の借り入れで事故情報がないかという個人信用情報と契約者の年収、そして借り入れにおける返済比率です。
これらが基準を満たせば融資が行われます。
住宅ローンという高額のローン商品を扱うにしては、あまりに短すぎると思うかもしれませんが、不正をしているわけではないので1営業日に堂々と利用するとよいです。
最短で審査を通るためには、くれぐれも書類の不備がないよう、記入を慎重かつ丁寧に行うことをお勧めします。
事前審査をスムーズに進めるには?
住宅ローンにおける第一の関門は事前審査に通ることです。
事前審査は簡単なもので、申請内容や添える書類もそう多くはありません。
スムーズに終えるためには事前審査で何を問われるのかを理解して置くことです。
問われるのは、返済能力があるのかを判断するための基準です。
ひとつは勤続年数、ひとつは年収に対する借入額の割合、ひとつは健康状態、ひとつは他に借り入れがあるか、過去の借り入れで延滞をしたかどうか、です。
勤続年数が短ければ雇用の安定性を図ることが出来ず将来にわたる収入が疑問視されます、借入額が多すぎれば生活が苦しくなり多重債務に陥る可能性があります。健康状態が悪ければ団体信用生命保険に加入できませんし仕事を辞めて無収入になるかもしれません。
現在・過去の借り入れ状況は住宅ローンを返済できる人物かかどうかを見るためには重要です。
これらに不安な点があれば、例え簡単な事前審査でも落ちることが目に見えています。
事前に基準をクリアするようにしておくことです。
個人信用情報の事故情報の場合には、記録が消えるまで数年から10年程度かかります。
事故情報があれば事前審査はほぼ通らないと考えられるので、出来ることはとにかく待つことです。
住宅ローン審査が長引く・落ちる要因とは?
住宅ローンの審査は申し込めばスムーズに通るわけではなく長びく、あるいは落ちることも珍しくありません。
しかし審査結果は秘密で、教えてくれと頼んでも理由はわかりません。
審査が長びく、あるいは落ちることの理由は自分で考える他ありません。
では、審査で何を問われるのかを見ましょう。
・返済能力
返済能力とは収入と借入額のバランスです。
金融機関ではこれを返済負担率(年間返済額÷年収)といいますが、各金融機関で基準となる割合が異なります。
しかし一般的には返済負担率は25%とされています。
もし審査が通らないのであれば、この基準を超えている可能性があります。
・債務状況
消費者金融や車のローンなど借り入れがある場合には、返済負担率が変わるので住宅ローンの借り入れ可能な金額が減ります。
それで返済負担率25%以上になり、審査に通らない可能性があります。
また、過去に返済の延滞をした場合には、住宅ローンの返済でも同様のことを起こすリスクがあるので審査が通りにくくなります
・健康状況
契約者が死亡あるいは高度障害になった場合、代わりに残債を支払う団体信用生命保険に加入するためには健康でなくてはいけません。
また、健康状態が悪いと雇用の安定性にも影響が出るので返済能力が疑われます。
・勤務状況
転勤が多い、まだ就職したばかりだというときにはまだ役職も泣く将来における収入が安定的ではありません。
少なくとも就職してから3年以上経過しなければ審査は通りにくいです。
また正社員ではなく派遣社員も安定性に疑問が持たれ審査が通りにくくなります。
・年齢
申し込み時の年齢と完済時の年齢が問われます。
完済時の年齢が高いと、無収入あるいは寝人生活であるため住宅ローンの返済が厳しいので審査に通りにくくなります。
・担保
担保は抵当を設定して万が一滞納がおきた時に、返済に充てるものです。
しかし物件価格が担保価値ではなく銀行の基準で担保価値が決定します。
従って借り入れの金額に担保価値が遭わなければ、審査が通りにくいです。
Tags: 審査
住宅ローン金利比較(新規・借り換えでの適用金利)
名称 | 表面金利(%) | 優 遇 条 件 |
保証料 | 事務 手数料 |
繰上返済 手数料 (変動) |
来店 | 疾 病 保 険 |
詳細 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
変動 金利 |
10年 金利 |
20年 金利 |
||||||||
新生銀行 |
0.45 | 0.75 | 0.95 | なし ○ | なし ○ | ②契約事務手数料/保証料 借入金額がいくらでも55,000円~ ※ただし、変動金利<変動フォーカス>0.45%のみ、借入金額×2.2% | 無料 |
不要 ○ |
あり ○ | 詳細 |
住信SBIネット銀行 |
0.380 | 0.58 | 1.21 | なし ○ | なし ○ | 借入額の2.20%(税込) | 33,000円(税込) |
不要 ○ |
あり ○ | 詳細 |
りそな銀行 ※2020年3月 適用金利 |
0.429 | 0.60 | 0.90 | あり × | なし ○ | 33,000円(税込)+お借入金額×2.2% | 無料~33,000円(税込) |
不要 ○ |
あり ○ | 詳細 |
三菱UFJ銀行 |
0.475 | 0.64 | 2.84~2.99 | あり × | あり × | 33,000円(税込) | 無料~16,500円(税込) |
不要 ○ |
あり ○ | 詳細 |
優遇条件について
優遇条件がない場合、条件なく、表示金利で融資を受けることができます。
優遇条件がある場合、融資の優遇条件として「その銀行の預金口座を給与振込口座にする」「クレジットカードを作る」「投資口座を作る」などが必要 になります。
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名称 | 金利 | 事務手数料 | 保証料 | 来店 | 金利 優遇条件 |
繰上げ 返済 |
詳細 | ||||
フラット35 | フラット35S | ||||||||||
15年以上~20年以下 | 21年以上~35年以下 | 当初5年 | 6~10年目 | 11年目以降 | |||||||
住信SBIネット銀行フラット35 |
1.03% | 1.12% | 0.78% | 0.78% | 1.03% | 借入額の0.99%(税込)~ | なし | 不要 | なし | 無料 | 詳細 |
楽天銀行フラット35 |
1.02% | 1.11% | 0.77% | 0.77% | 1.02% | 借入額の1.10% | なし | 要 | なし | 無料 | 詳細 |
ARUHI |
1.02% | 1.11% | 0.77% | 0.77% | 1.02% | 借入額の2.0% | なし | 要 | なし | 無料 | 詳細 |