非正規雇用者でも住宅ローンは借りられる?
やっぱり正社員じゃないと難しい??
住宅ローン。人生で1番のお買物ですね。
住宅の購入はあらゆる人間の夢ではないでしょうか??
やはり、一生賃貸の物件に住み続けるよりも、一国の主になりたいものです。
特に、男性や一家の大黒柱の方は、そんな風に思うのではないでしょうか??
日銀の大規模な金融緩和により、金利は史上最低水準!!
まさに、住宅ローンを組むなら今、という時期が到来しています。
金融機関によって様々ですが、変動金利で年利0.65%と非常に低金利。
このチャンスを逃したくないものですね
住宅ローンを借りるというと、ネックになるのが、自分のステータス。
やはり、正社員という肩書きは欲しいものです。
とはいってもこの不景気時代。
正社員であったとしても、一寸先は闇。大企業だっていつ潰れるかわかりません。
そんな荒波の中、正社員ではなく、契約社員、派遣社員として活躍されている方は多くいらっしゃいます。
但し、金融機関の考え方は違うようです。
毎年ノーベル文学賞の候補に挙げられる、村上春樹さんであっても、住宅を購入する際は苦労された模様。
彼は、20代の頃、ジャズ喫茶をオープンさせ、30歳を過ぎてから小説家になり、成功されましたが、
それでも不動産には縁がなかったようです。
それは村上さんが非正規雇用者だったから……。
やはり、金融機関は正規雇用者という肩書きを重要視するようです。
それは何故でしょうか?
この不景気の時代、派遣社員や契約社員の未来は正社員よりも暗黒に満ちています。
一概には言えませんが、長期の返済能力を疑問視されても仕方がないのが実情。
金融機関の住宅ローン=正規雇用者。
このような仕組みは未だにあるようです。
諦めるのはまだ早い!!
前項では正規雇用者でないと、金融機関から住宅ローンを借りることは難しいといいました。しかし、この多様化したグローバルの時代。
正社員ではない生き方を選んだ方々豊富にいらっしゃいます。
その流れを受け、金融機関によっては、非正規雇用者に向けた住宅ローンを展開している場合があります。
つまり、最初から諦めるのは早いのです。
でもある程度条件があります。この項目では雇用形態のおける諸条件について紹介します。
<契約社員の場合>
契約社員を雇っている会社は、一般的に大企業である場合が多いです。
そのため、金融機関は「安定した企業に勤めている」と判断できる模様。
さらに、勤めてから3年以上のキャリアがあると、どんな銀行でも住宅ローンの検討が可能です。
年数が3年未満であっても、自己資金が2割以上あれば、対応してくれう場合が多いので、
最初から諦めることは早計!!諦めず、まずは行動を起こしましょう。
<派遣社員の場合>
派遣社員は契約社員よりも厳しい審査がされます。
どうしても派遣となると、期間を超えると業務期間満了として、雇用契約を解除されることも多々あります。
派遣社員が抱える労働環境は厳しい物があるのです。
そのため、各金融機関の対応もシビア。
まず確実にしたいのは、勤続年数です。
最低でも3年以上のキャリアがないと、借入は無理であると、判断したほうがいいでしょう。
また、勤務先での社会保険の加入も必須になるので、自分の労働環境の整備をすることが大切。
各金融機関の対応を徹底解剖!!
色んな要件はあるものの、非正規雇用者であっても、住宅ローンを借りることが可能です。この項目では、各金融機関の対応を見ていきたいと思います。
まずは有名なフラット35から見ていきましょう!!
<フラット35>
金融機関と住宅金融支援機構が取り組む、長期の固定金利の住宅ローン。
それがフラット35です。
長期間借りるのが住宅ローンです。
そのため、金利は絶えず変動するよりも、しっかりと安定した固定の金利を毎月返したい方にはオススメです。
まずは、フラット35の要件を見ていきましょう。
フラット35は非常に大きな門が開かれています。
但し、正規雇用者、非正規雇用者とはず、貸し出しの限界が、購入物件の9割までとなります。
100%借りることができないので、あらかじめある程度の資金が必要に……。
また、社会保険への加入が必須となり、審査の段階で健康保険の勤労機関の確認があります。
非正規雇用者の場合、この点はしっかりと注意し、事前に確認しましょう。
<大手金融機関の場合>
大手の銀行の場合、契約社員や派遣社員でも、契約は可能です。
但し、この場合、勤続年数3年以上、また、社会保険の加入が必須となります。
さらにアルバイトは対応付加という場合が多いので、アルバイトの場合は就業形態を変える必要があります。
年収も一般の正社員の80%程度見られ、さらに金利が高くなる傾向が多いです。
頭金をしっかり用意し、ある程度資金に余裕ができてから、対応することが良いでしょう。
まとめ
今回は非正規雇用者と住宅ローンの関係について調べました。やはり、契約社員、派遣社員は厳しいようです。
アルバイトに至っては対応不可の場合が多いので、なかなか難しい模様。
住宅ローンの考え方は近年で随分柔軟になってきましたから、最初から諦めることはせずに、
まずは行動してみましょう。
たとえ、非正規雇用者であっても、各金融機関の条件さえクリアできれば、借入をすることができるのです!!
住宅ローン金利比較(新規・借り換えでの適用金利)
名称 | 表面金利(%) | 優 遇 条 件 |
保証料 | 事務 手数料 |
繰上返済 手数料 (変動) |
来店 | 疾 病 保 険 |
詳細 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
変動 金利 |
10年 金利 |
20年 金利 |
||||||||
新生銀行 |
0.45 | 0.75 | 0.95 | なし ○ | なし ○ | ②契約事務手数料/保証料 借入金額がいくらでも55,000円~ ※ただし、変動金利<変動フォーカス>0.45%のみ、借入金額×2.2% | 無料 |
不要 ○ |
あり ○ | 詳細 |
住信SBIネット銀行 |
0.380 | 0.58 | 1.21 | なし ○ | なし ○ | 借入額の2.20%(税込) | 33,000円(税込) |
不要 ○ |
あり ○ | 詳細 |
りそな銀行 ※2020年3月 適用金利 |
0.429 | 0.60 | 0.90 | あり × | なし ○ | 33,000円(税込)+お借入金額×2.2% | 無料~33,000円(税込) |
不要 ○ |
あり ○ | 詳細 |
三菱UFJ銀行 |
0.475 | 0.64 | 2.84~2.99 | あり × | あり × | 33,000円(税込) | 無料~16,500円(税込) |
不要 ○ |
あり ○ | 詳細 |
×
優遇条件について
優遇条件がない場合、条件なく、表示金利で融資を受けることができます。
優遇条件がある場合、融資の優遇条件として「その銀行の預金口座を給与振込口座にする」「クレジットカードを作る」「投資口座を作る」などが必要 になります。
固定金利ならこちらの金融機関がおすすめ |
名称 | 金利 | 事務手数料 | 保証料 | 来店 | 金利 優遇条件 |
繰上げ 返済 |
詳細 | ||||
フラット35 | フラット35S | ||||||||||
15年以上~20年以下 | 21年以上~35年以下 | 当初5年 | 6~10年目 | 11年目以降 | |||||||
住信SBIネット銀行フラット35 |
1.03% | 1.12% | 0.78% | 0.78% | 1.03% | 借入額の0.99%(税込)~ | なし | 不要 | なし | 無料 | 詳細 |
楽天銀行フラット35 |
1.02% | 1.11% | 0.77% | 0.77% | 1.02% | 借入額の1.10% | なし | 要 | なし | 無料 | 詳細 |
ARUHI |
1.02% | 1.11% | 0.77% | 0.77% | 1.02% | 借入額の2.0% | なし | 要 | なし | 無料 | 詳細 |