詳しい返済プランの相談方法
住宅ローン返済に関して一番頼りになるのは?
住宅ローンの返済に関して一番頼りになるのは自身の住宅ローンに関する知識です。住宅ローンは金利の変動に加え、新しい法律や新しい商品が各金融機関より出され、自身の返済プランに合わせ、少なくとも毎年見直されるのが一番効果的です。
また、余裕をもっての返済プランにする事も重要なポイントです。住宅ローン完済には長い年月がかかるのが一般的ですが、その間に、天災や転職など思いもよらなかったことが起こった際に対応できるようにしておくことも重要です。
オススメは通常は余裕がある返済プランにしておき、繰り上げ返済などを利用し返済していくことで、普段は家計を圧迫しない月々返済で余裕のある生活をおこない、まとまった金額が返済可能な際に、繰り上げ返済し、返済期間を短くしていくという方法がトレンドになってきています。繰り上げ返済をおこなっていくということは随時自身の住宅ローンを見直していくことになり、住宅ローンの知識も増え、さらに効果的な返済ができることになります。
また住宅ローンの借り換えも効果的な場合があります。当然、住宅ローンの借り換えをおこなう際は金利も重要ですが、繰り上げ返済時の手数料が無料の金融機関に借り換えることであまり金利が変わらなくてもトータルでの返済金額を減らすことができます。
現在、住宅ローン金利が低くなっていることから、住宅ローン借り換えの際に変動金利に変更する方が増えています。
上位の理由は
l 金利が低くなるから
l 返済額が少なくなるから
l 適用金利が上昇し、返済額が増加するから
l 金利優遇の優遇幅拡大や返済終了までの通期適用が受けられるから
l 今後の金利上昇や毎月の返済額増加が不安になったから
となっています。
ただ、住宅ローンは長期で返済していくものですから、自身の将来設計と照らし合わせて、ご自身に合った住宅ローンプランを選択してください。
住宅ローンの借り換えで変動金利プランに変更される場合は少なくとも半年に一回プランを見直し、金利の変動を把握する事で急激な金利の上昇などに対応する事をお勧めします。
また、当然ですが、住宅ローンの返済期間が短くなれば、総返済金額を大幅に削減できます。
結局、住宅ローンに関して一番頼りになるのは住宅ローンへの知識と日々の情報収集が一番です。
子供と家族の将来と返済プラン
住宅ローンは返済期間が通常30年ぐらいある場合がほとんどですので、家族構成も含め数十年先を見据えた返済計画を立てる必要があります。返済完了が60歳を超える場合、年金受給開始が65歳と考えるとどうしてもその間の5年間は再就職しなければなりません。また、住宅ローンを年金で賄うというのはオススメできません。現在、共働きで住宅ローン控除を2人で受けられている場合、どちらかが、仕事を辞めた場合、住宅ローン控除額も半分に減ります。また子供も高校、大学など、学費がかかるフェーズに入り、家庭内で様々な出費が出てきます。そのような将来設計を見越して住宅ローンを組む必要があります。
現在、子供が一人でも将来もう一人増える可能性もあります。さらに私立の学校への入学、海外留学など高い学費が必要な場合に対応できるように返済計画を考えなければなりません。
住宅ローンを現在の支払能力に合わせ組んでいた場合、将来、子供の成長や転職や退職などに対応できなく、返済を滞納してしまったり、返済が不可能になってしまうケースがございますので、現在の家族構成だけではなく、将来の家族構成を踏まえ、さらにご自身の仕事関係の状況の把握も重要になります。
年々変化するご自身の状況に対応すべく、頻繁に住宅ローンの見直しをおこなうことで、住宅ローンを効率的・効果的に返済していくことが可能になります。
このサイトでもございますが、まずは現在の住宅ローン返済のシミュレーションと借り換えた場合のシミュレーションをおこなってみてはいかがでしょうか。そこから見えてくる所があるはずです。また、住宅ローンをすでに組まれていても、金融機関への相談をおこなってみることで現在の問題点を認識できるかもしれません。
さらに住宅ローンを組んでいる金融機関だけではなく、他の金融機関でも相談してみてはいかがでしょうか。お得な借り換えプランを提示してくれるかもしれません。
住宅ローンは高額な借金ですので、どれだけ効果的に返済していけるかが重要です。
当然、生活には住宅ローン以外の出費があり、収入のほとんどを住宅ローン返済に充てることはできません。無理な返済プランを立てても何十年も毎月返済していくことを念頭に確実なプランを立てる必要があります。まずはご自身の状況を踏まえ、現在の住宅ローンを見直すことを習慣づけることから始めてください。
住宅ローンの見直しする事に費用はかかりません。
もしかしたら現在の状況からさらに効果的な返済プランが見つかるかもしれません。
まずは家族で相談するだけではなく、専門家に相談してみてはいかがでしょうか。専門家なら、客観的に現在の状況を分析してくれますし、あなたが知らない優遇を知っているかもしれません。
住宅ローン金利比較(新規・借り換えでの適用金利)
名称 | 表面金利(%) | 優 遇 条 件 |
保証料 | 事務 手数料 |
繰上返済 手数料 (変動) |
来店 | 疾 病 保 険 |
詳細 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
変動 金利 |
10年 金利 |
20年 金利 |
||||||||
新生銀行 |
0.45 | 0.75 | 0.95 | なし ○ | なし ○ | ②契約事務手数料/保証料 借入金額がいくらでも55,000円~ ※ただし、変動金利<変動フォーカス>0.45%のみ、借入金額×2.2% | 無料 |
不要 ○ |
あり ○ | 詳細 |
住信SBIネット銀行 |
0.380 | 0.58 | 1.21 | なし ○ | なし ○ | 借入額の2.20%(税込) | 33,000円(税込) |
不要 ○ |
あり ○ | 詳細 |
りそな銀行 ※2020年3月 適用金利 |
0.429 | 0.60 | 0.90 | あり × | なし ○ | 33,000円(税込)+お借入金額×2.2% | 無料~33,000円(税込) |
不要 ○ |
あり ○ | 詳細 |
三菱UFJ銀行 |
0.475 | 0.64 | 2.84~2.99 | あり × | あり × | 33,000円(税込) | 無料~16,500円(税込) |
不要 ○ |
あり ○ | 詳細 |
×
優遇条件について
優遇条件がない場合、条件なく、表示金利で融資を受けることができます。
優遇条件がある場合、融資の優遇条件として「その銀行の預金口座を給与振込口座にする」「クレジットカードを作る」「投資口座を作る」などが必要 になります。
固定金利ならこちらの金融機関がおすすめ |
名称 | 金利 | 事務手数料 | 保証料 | 来店 | 金利 優遇条件 |
繰上げ 返済 |
詳細 | ||||
フラット35 | フラット35S | ||||||||||
15年以上~20年以下 | 21年以上~35年以下 | 当初5年 | 6~10年目 | 11年目以降 | |||||||
住信SBIネット銀行フラット35 |
1.03% | 1.12% | 0.78% | 0.78% | 1.03% | 借入額の0.99%(税込)~ | なし | 不要 | なし | 無料 | 詳細 |
楽天銀行フラット35 |
1.02% | 1.11% | 0.77% | 0.77% | 1.02% | 借入額の1.10% | なし | 要 | なし | 無料 | 詳細 |
ARUHI |
1.02% | 1.11% | 0.77% | 0.77% | 1.02% | 借入額の2.0% | なし | 要 | なし | 無料 | 詳細 |