【10月最新】住宅ローン情報
2015年10月の金利は??
2015年に2月に史上最低金利を迎えた住宅ローンですが、4月より、上昇を見せませした。
その後、ギリシャ危機など、国際的な金融問題があり、7月より再び金利は低下模様。
相変わらず、日本は日銀の金融緩和政策により、金利は非常に低いです。
2015年度はその金利の低さを鑑みて、住宅ローンを組む方が増えているよう。
但し、安易に住宅ローンを組むことはやめましょう。
確かに、今の金利は国際的に見ても、非常に低金利。
この機会を逃すわけにはいかないと、各金融機関、気合を入れて、様々な商品プランを展開。
今や住宅ローンの戦国時代!!
しかし、その一方で住宅ローンによって破産してしまう方も増えている模様。
およそ100人に1人の割合で住宅ローンを支払いきれず、破産しているのだそうです。
100人に1人というと1%ですから、決して低いわけではありません。
いつ自分の身に降りかかるか分かりません。ご利用は計画的に……!!
金利の上昇、あるいは下降。
これはどの銀行にもあることです。
しかし、上昇する時は、どの銀行も上昇し、下降する際も同じで、金融機関単位で上下します。
つまり、何が言いたいのかいうと、銀行によって上がる銀行があれば、下がる銀行もある。
このような現象は起こりにくいという点が挙げられるのです。
但し、2015年10月期は少し様子が違うようです。
10月の住宅ローン金利は銀行によって引き上げ、引下げのバラつきがある月となりました。
一体何故このようなことが起きたのでしょうか??
金利を下げた金融機関について教えて……
10月度、抜群の金利の低下をみせたのは、住信SBIネット銀行、ソニー銀行をはじめとするネット銀行。
そして、大手メガバンクであるみずほ銀行です。
また、最近注目のイオン銀行も引下げに踏み切っています。
特に勝負に打って出たのは、住信SBIネット銀行。
変動金利は0.588%とかなりの引下げを見せています。
ソニー銀行も大きく引下げをしており、新規購入かつ、自己資金10%以上の借入で、
変動金利0.539%とかなりの低金利。
イオン銀行では他行を圧倒する変動金利0.57%という点金利。
今月のオススメはどうやらイオン銀行のようですね。
10月期は短期の金利指標である、変動金利が大きく引き下がった模様。
これは、短期的に見れば、未だに低金利に引き下げることができると銀行が踏み切ったからだと思われます。
但し、変動金利はいつ上昇するか分かりません。
その証拠に、長期の固定金利はほとんど減少しないか、あるいは上昇的な動きを見せているのです。
短期的には金利を減らし、その後は引き上げを行う、そのような思惑があるかもしれません。
いつものように、このままずるずると下がっていくというわけには行かない可能性が大!!
それにしても、金利は依然として低いままですので、今がチャンスということには変わりありません。
長期的に見る場合、金利は上昇気流??
変動金利を中心に、低金利を打ち出したネットバンク。
しかし、反対に金利を引き上げた金融機関もあります。
大きなところを見れば、フラット35、そして、三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行では上昇しました。
特にフラット35の上昇は意外ですね。
上昇幅は0.05%と微弱ではありますが、得意の長期固定金利の上昇は、これからからローンを組む人に
対しては、脅威になるのではないでしょうか??
さらに、10年固定の場合。
10年固定は住宅ローンの華。最も利用する方が多い商品ですので、各行様々なサービスを展開しています。
三井住友、三菱東京、どちらも10年固定を引き上げてきました。
固定金利は上昇し、変動金利は下降、面白い金利の動きになる月になりました。
とはいうものの、依然として金利は過去最低水準です。
上昇といっても、引き上げ幅は0.05%台と微弱。
やはり、相変わらず低金利状態は続くようです。
今後は、各社足並みを揃える金利競争ではなく、独自のサービスを打ち出し、顧客を獲得する
争奪戦が始まるのではないでしょうか??
新しいキャンペーンも続々と登場!!
10月期、多くのメガバンクが金利の引き上げに踏み切った中、あえて、下降させ太みずほ銀行。
新しい取り組みやキャンペーンを打ち出しています。
みずほ銀行では『全期間固定期間』と『変動金利』を組み合わせた、新しいプラン
『ミックスプラン50』という商品を打ち出しました。
この流れを受けて、大手金融機関から、年度末に向けて新しいキャンペーンが登場する可能性大!!
しばらくは静観し、各行のサービス内容が確定してから、住宅ローンを組むことも1つの手であると
言えるでしょう。11月以降の、キャンペーン情報に注目していきましょう!!
まとめ
2015年10月期の金利を紹介してました。
分析していくと、短期的には金利は下降し、長期的みると微弱な上昇が見られました。
また、普段は足並みを揃える金融機関が、バラバラとなり、金利を打ち出してきたのが特徴です。
今後の金利の流れに注目が集まりますが、今月はその転換期になるのではないでしょうか??
それでは次回、11月期に会いましょう!!
Tags: 金利
住宅ローン金利比較(新規・借り換えでの適用金利)
名称 | 表面金利(%) | 優 遇 条 件 |
保証料 | 事務 手数料 |
繰上返済 手数料 (変動) |
来店 | 疾 病 保 険 |
詳細 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
変動 金利 |
10年 金利 |
20年 金利 |
||||||||
新生銀行 |
0.45 | 0.75 | 0.95 | なし ○ | なし ○ | ②契約事務手数料/保証料 借入金額がいくらでも55,000円~ ※ただし、変動金利<変動フォーカス>0.45%のみ、借入金額×2.2% | 無料 |
不要 ○ |
あり ○ | 詳細 |
住信SBIネット銀行 |
0.380 | 0.58 | 1.21 | なし ○ | なし ○ | 借入額の2.20%(税込) | 33,000円(税込) |
不要 ○ |
あり ○ | 詳細 |
りそな銀行 ※2020年3月 適用金利 |
0.429 | 0.60 | 0.90 | あり × | なし ○ | 33,000円(税込)+お借入金額×2.2% | 無料~33,000円(税込) |
不要 ○ |
あり ○ | 詳細 |
三菱UFJ銀行 |
0.475 | 0.64 | 2.84~2.99 | あり × | あり × | 33,000円(税込) | 無料~16,500円(税込) |
不要 ○ |
あり ○ | 詳細 |
優遇条件について
優遇条件がない場合、条件なく、表示金利で融資を受けることができます。
優遇条件がある場合、融資の優遇条件として「その銀行の預金口座を給与振込口座にする」「クレジットカードを作る」「投資口座を作る」などが必要 になります。
固定金利ならこちらの金融機関がおすすめ |
名称 | 金利 | 事務手数料 | 保証料 | 来店 | 金利 優遇条件 |
繰上げ 返済 |
詳細 | ||||
フラット35 | フラット35S | ||||||||||
15年以上~20年以下 | 21年以上~35年以下 | 当初5年 | 6~10年目 | 11年目以降 | |||||||
住信SBIネット銀行フラット35 |
1.03% | 1.12% | 0.78% | 0.78% | 1.03% | 借入額の0.99%(税込)~ | なし | 不要 | なし | 無料 | 詳細 |
楽天銀行フラット35 |
1.02% | 1.11% | 0.77% | 0.77% | 1.02% | 借入額の1.10% | なし | 要 | なし | 無料 | 詳細 |
ARUHI |
1.02% | 1.11% | 0.77% | 0.77% | 1.02% | 借入額の2.0% | なし | 要 | なし | 無料 | 詳細 |