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【2017年3月最新】住宅ローン情報

3月の住宅ローンの金利は?

3月住宅ローンニュース

まずは先月の振り返りを簡単に。

長期金利が21日ごろから2月末に向けて低下しはじめました。
日銀は長期金利を0%程度で維持するコントロール、つまり短期金利は日銀当座預金のうち政策金利残高にマイナス金利を適用し、長期金利は10年物国債金利がゼロ%程度で推移するように長期国債の買い入れを行う政策を行い、長期金利の上昇が低下に至りました。

しかし、3月に入り長期金利が上昇しました。

金利上昇の背景には、アメリカのトランプ大統領の経済政策の期待が込められています。トランプ大統領は、米国内の企業に、積極的に投資をするように呼び掛けています。トヨタ自動車も、トランプ大統領に批判され、米国向けに1兆円以上の投資を決めたのは、記憶に新しいと思います。

また、トランプ政権には、投資銀行出身者や、ファンド出身者が多く、経済政策にかけては、かなり積極的に動いてくるのではないかと、予想されています。このようなトランプ大統領の「経済政策」への期待が、高まり、アメリカでは、長期金利が上昇しているのです。その結果、日本でも流れを受けて長期金利が上昇傾向にあり、各銀行が住宅ローン金利を引き上げたと言われています。

住宅ローン金利が引き上げになったのは、2ヵ月ぶりです。一般的に、住宅ローンの主力商品となるのは、10年の固定型の住宅ローンです。

まずは、この10年の固定型の住宅ローン金利がどのようになったのかを見ていきましょう。
「三井住友信託銀行」と「三菱東京UFJ銀行」では、今月から10年固定の住宅ローン金利を、最も優遇する場合で、これまでの年0.5%から年0.55%に引き上げました。

引き上げを行った銀行は、他にもあります。「三井住友銀行」では年0.75%から年0.8%へ。そして、「りそな銀行」では、年0.9%から年0.95%へ引き上げを行っています。

但し、金利を据え置いた銀行もあります。
それは、みずほ銀行です。みずほ銀行では、これまでの年0.85%を維持したまま、
3月期の金利を発表しています。

銀行名 変動金利 10年固定金利
三井住友信託銀行 年0.600~年1.075% 年0.55%
三井住友銀行 年0.625% 年0.80%
三菱東京UFJ銀行 年0.625% 年0.85%
りそな銀行 年0.625% 年0.950%
みずほ銀行 年0.625%~年1.075% 年0.85%

また新生銀行も、住信SBIネット銀行も20年固定金利を若干引き上げましたが、10年固定金利は引き下げています。その他の金利に関しては据え置いていますね。
これは、決算を迎える不動産会社が多く、物件価格が下がりやすい時期で、住宅ローンの借り入れや借り換えを検討している方を考え銀行も金利を据え置いているのです。
金利上昇が目立ってきていますので、この期を機会に申込みを終えてしまうのがいいかもしれません。

3月のフラット35の金利は?

フラット35は指標となる長期金利が上昇したため、金利が上昇しました。最長35年の最も低い金利が1.12%と2ヶ月ぶりに上昇しています。先月よりプラス0.02と2ヶ月ぶりに上昇しています。期間20年以下も0.02%上がり1.01%でした。

今月のおすすめキャンペーン

今月は金利があがった銀行もありますが、3月ということもあり、特別金利キャンペーンを実施している銀行もありますね。1月からキャンペーンを行っている住信SBIネット銀行は、借り換え限定で、変動金利0.447%で人気の固定金利10年が0.50%と大変お得になっております。

新生銀行は全金利タイプの金利を0.15%引き下げるキャンペーンを継続しています。

また、楽天銀行のフラット35では、支払い口座を楽天銀行にするとさらに低金利の0.18%で借りることが出来ます。普通の銀行の事務手数料が2.16%と比較するとお得なことがわかるでしょう。楽天銀行ではスカイプで相談できるので、心配な方にも安心ですね。

じぶん銀行の優遇特典をアプリで案内

じぶん銀行は、3月27日より、スマートフォンアプリで顧客に合った優遇を通知するサービスを始めようとしています。取引履歴や属性などから特典を配信案内するサービスです。

例えば円定期預金の預け入れ後に外貨預金とセットで金利を優遇するキャンペーンの情報をスマホに通知したり、退職金などの高額の入金があった顧客に定年後の資産運用方法を解説するコンテンツを配信するという、ユーザーがより求めている情報にマッチした配信を届けることが出来るようになります。

指標となる長期金利っていったいどんなことなの?

日銀が金融政策で「0%程度」に、事実上固定しているのが「長期金利」です。
とはいっても、一体、どんな金利のことを指すのでしょうか?

一般的には長期金利は、住宅ローン金利の指標となる金利になります。ですから住宅ローンを語るうえで「長期金利」は非常に大切です。

話の目先を少し変えてみましょう。
お金を貸し借りするうえで、発生するものが何か知っていますか?
そう「利息」です。

金融の世界では、利息のことを「金利」と呼んでいます。借り入れの期間が1年未満の金利を、「短期金利」。そして、1年以上の金利のことを「長期金利」と呼んでいます。

基本的に、長期金利は満期10年の新発国債が債券市場で売買されるときの「利回り(価格)」が指標になりますが、少し分かりづらいですねもう少しかみ砕いて説明しましょう。

そもそも国債とは、国や投資家がお金を借りるための「借用書」にあたります。
例えば、もともと額面100万円、年利1,000円となると、期間10年の国債の利回りは年0.1%です。

国債は発行されると、債券市場で、銀行や証券会社が売買し、利回りは刻一刻と変わります。
額面100万円の国債が99万円で取引されると、もうけは、いくらでしょう?

答えは簡単。1万円になります。

1万円分、もうけが増えるので、その分だけ利回りは上がるのです。逆に101万で買った場合はどうなるでしょう?この場合は1万円損するわけですから、当然利回りは下がります。

新聞やネット、あるいはテレビなどのニュースで「金利が上昇」「低下」と報じられるのは、この利回のことを言っているのです。

国債を売買する投資家は、この国債価格(利回り)の変動で売買益を得ています。
つまり、今後景気が良くなると予想されれば、国債よりも値上がりを期待できます。

株式や不動産にお金を使います。そして、国債が売られると、価格は低下しますから、その分金利が上がるという仕組みです。

長期金利が下がると、どういうことになるの?

住宅ローンの指標となる、「長期金利」の仕組みは何となくわかったでしょうか?
この項目では、長期金利が下がることによって、起こる弊害について述べたいと思います。

3月期は長期金利の上昇により、住宅ローン金利は上昇しました。ですが、つい最近までは長期金利はすこぶる低空飛行を続けており、金利は非常に低かったのです。

となると、どのような事が起こるのでしょうか?
簡単に言うと、「良いこと」と「悪いこと」の2つが起きます。金利が下がれば万々歳!というわけにはいかないのです。

とはいっても、住宅ローンの世界においては、長期金利が下がり、結果的に住宅ローン金利が下がれば、借入を検討している私たち消費者にとっては嬉しいこと。
ですが、利回り(価格)が高めの商品。例えば、年金保険や投資信託などの金融商品は、この利回りが、マイナス金利などによって低下すると、運用状態が悪化します。

つまり、ほとんど魅力のない商品になり、買われないことになるのです。そうなると、その商品を販売している銀行は痛手を受け、商品の販売を中止し、結果的に営業利益が低下します。銀行にとっては金利が下がることは、メリットだけではないのです。

銀行に元気がなくなれば、市場に出回るお金は収縮し、経済が上手く回らなくなります。

まとめ

今月の住宅ローンは「買い」なのかと問われれば、「買い」である状況であると言えるでしょう。長期金利が上昇傾向にあるとはいえ、未だに金利は低い水準になります。よって、低金利の「今」が最良のタイミングなのです。

おすすめは10年の固定金利。
借入時の金利がそのまま返済期間の金利に適用されるので、返済計画が立てやすく、非常に便利です。新規で借り入れる場合でも、他行へ借り換える場合でも、低金利の「今」を利用しない手はないと言えるでしょう。

3月に融資の実行を控えて金利を上げてしまった銀行しか本申込みをしていない方は、今なら間に合うかもしれませんので他の銀行でも申し込んでおくことをおすすめします。

金利が下がるのか上がるのか分からない状況で、ひとつの銀行しか申し込んでいない時に比べられるものがなければ、損をすることになるかもしれません。

来月にでも融資実行をしたいと言っても銀行側に断られる場合もあります。そういう時に比べられる他銀行があれば、優利にもなりますし、そちらに移るという選択肢があるわけです。

借り入れや借り換えを検討している方は、繁忙期に入りますので、申込みは早めに済ませて審査を通しておき、金利の状況を見ながら融資の実行日を調整できるようにしておくと良いでしょう。


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住宅ローン金利比較(新規・借り換えでの適用金利)

名称 表面金利(%)


保証料 事務
手数料
繰上返済
手数料
(変動)
来店


詳細
変動
金利
10年
金利
20年
金利
新生銀行
新生銀行
0.45 0.75 0.95 なし ○ なし ○ ②契約事務手数料/保証料 借入金額がいくらでも55,000円~ ※ただし、変動金利<変動フォーカス>0.45%のみ、借入金額×2.2% 無料 不要
あり ○ 詳細
住信SBIネット銀行
住信SBIネット銀行
0.380 0.58 1.21 なし ○ なし ○ 借入額の2.20%(税込) 33,000円(税込) 不要
あり ○ 詳細
りそな銀行
りそな銀行
※2020年3月
適用金利
0.429 0.60 0.90 あり × なし ○ 33,000円(税込)+お借入金額×2.2% 無料~33,000円(税込) 不要
あり ○ 詳細
三菱UFJ銀行
三菱UFJ銀行
0.475 0.64 2.84~2.99 あり × あり × 33,000円(税込) 無料~16,500円(税込) 不要
あり ○ 詳細
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名称 金利 事務手数料 保証料 来店 金利
優遇条件
繰上げ
返済
詳細
フラット35 フラット35S
15年以上~20年以下 21年以上~35年以下 当初5年 6~10年目 11年目以降
住信SBIネット銀行フラット35
住信SBIネット銀行フラット35
1.03% 1.12% 0.78% 0.78% 1.03% 借入額の0.99%(税込)~ なし 不要 なし 無料 詳細
楽天銀行フラット35
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1.02% 1.11% 0.77% 0.77% 1.02% 借入額の1.10% なし なし 無料 詳細
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1.02% 1.11% 0.77% 0.77% 1.02% 借入額の2.0% なし なし 無料 詳細
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