【5月最新】住宅ローン情報 | https://xn--hekm0a443zu0m27w9kmkr7c.com

　2015年も早いもので5月になりました。そこで、2015年5月度の金利変更と住宅ローンの動きをご紹介します。続いて、金利変更に伴うおすすめの金融機関やプランをご紹介します。そして、金利の推移をもとに、今後の住宅ローン金利の動向予想をいたします。

2015年5月度の金利変更と住宅ローンの動き 　

最初に、2015年5月度の金利変更と住宅ローンの動きをご紹介します。 　

住宅ローンの金利は、10年以上の固定金利は長期金利つまり国債10年もの金利と深い関係があります。この長期金利は、下にご紹介するグラフをご覧になればお分かりの通り、2013年7月ごろからほぼ一貫して低下してきています。これは「黒田バズーカ砲」と呼ばれる日銀の大幅な金融緩和の影響によるものです。もっとも、長期金利は今年の1月から2月にかけていったん上昇したのですが、すくに落ち着き、最新の金利は0.360％と、先月のこの時期の0.380％から低下しました。 　　　グラフ　長期金利(国債10年もの金利)の動き／表示期間3年 　

このような長期金利の低下傾向を受け、住宅ローンについても低金利の状態が続き、保証料などを金利換算した実質金利で言いますと、今月は次のようなレンジとなっています。 　

・変動金利 : 0.77％～2.675％
・10年固定 : 1.05％～3.85％
・30年固定 : 1.85％～2.28％。 　

金利変更に伴うおすすめの金融機関やプランペーン 　

続けて、金利変更に伴うおすすめの金融機関やプラン、キャンペーンをご紹介・ご解説します。 　

■　おすすめの金融機関 : 住信SBIネット銀行 　
私がおすすめの金融機関としてご紹介・ご解説するのは、住信SBIネット銀行です。この銀行を私がおすすめするのは、以下の理由のためです。

　(1)保証料・団体信用生命保険料・疾病保障・繰上返済手数料が無料 　第一の理由は、保証料・団体信用生命保険料・疾病保障・繰上返済手数料が無料であるということです。これだけ多くの項目について無料という金融機関は、住信SBIネット銀行のほかには新生銀行だけなのです。

　(2)10年固定と30年固定の金利が、金融機関の中で最も低い 　第二の理由は、住信SBIネット銀行が提供する10年固定と30年固定の金利が、金融機関の中で最も低いということです。特に10年固定の金利は1.05％と、2位のイオン銀行の1.30％に大差をつけています。もっとも、30年固定の2位は三菱東京UFJ銀行の1.88％と、住信SBIネット銀行とは一見したところ僅差です。しかし、三菱東京UFJ銀行は保証料が有料ですので見劣りがしてしまいます。 　

(3)変動金利の金利も、金融機関の中で2位の低さである 　第三の理由は、住信SBIネット銀行が提供する変動金利の金利も、金融機関の中で2位の低さであるということです。ちなみに1位はイオン銀行の0.770％ですが、イオン銀行は30年固定を提供していない分どうしても見劣りしてしまいます。 　

(4)返済口座への資金移動も0円である 　第四の理由は、毎月の返済も「定額自動入金サービスを利用すれば他行口座から住信SBIネット銀行の代表口座へ毎月自動で資金移動できる上、手数料が0円であるということです。

　■おすすめのプラン 　したがって、私がおすすめするプランは、住信SBIネット銀行が提供する「ネット専用住宅ローン」の10年固定金利です。先ほどご紹介したように、あわゆる10年固定の住宅ローンの中で最も金利が低い上、保証料・団体信用生命保険料・疾病保障・繰上返済手数料が無料だからです。

住信SBIネット銀行の住宅ローンプラン詳細はこちら

金利の推移をもとにした、今後の住宅ローン金利の動向予想

続けて、金利の推移をもとに、今後の住宅ローン金利の動向予想をいたします。 住宅ローンの金利は、長期金利と深い関係があります。この長期金利は、景気が良くなると上昇し、悪くなると低下します。この景気は、消費税増税後の低迷からじわじわ回復してはいるのですがその足取りは非常に鈍いものです。したがって、当分の間は、長期金利が大きく上昇することは想定しづらいのです。

したがって、住宅ローンの金利も、当分の間は、大きく上がることはないのではないかと予想します。