【2015年1月最新】住宅ローン金利情報
2015年1月の金利変更と住宅ローンの動き
最初に、2015年1月の金利変更と住宅ローンの動きをご紹介します。
(1)2015年1月の金利変更について
住宅ローンは長期金利をベースにします。この長期金利は、下のグラフをご覧になればお分かりの通り、昨年9月にいったん0.5%台後半まで上昇しましたが、その後は再び下降に転じました。そして2015年1月6日には、ついに大台割れの0.295%を記録しました。
(2)住宅ローン金利の動向
(1)でご紹介した長期金利の低下は、住宅ローン金利にも以下のような影響を与えています。
第一に、民間の金融機関が住宅金融支援機構と提携して取り扱っている長期固定型の住宅ローン「フラット35」の主力の35年ローンの金利が今月、1.47%に下がり、この商品の取り扱いが開始された2003年10月以降で最も低くなっています。 なお、「フラット35」の35年ローンの金利は6か月連続で過去最低を更新し続けています。
第二に、大手銀行各行も今月から適用する10年固定型の住宅ローンの金利を相次いで過去最低の水準まで引き下げています。 まず、三井住友銀行ででは先月から0.1%下げ1.350%としています。 そして、三菱東京UFJ銀行でも同じく先月から0.1%下げ1.350%とするなど各社のきなみ金利の下方修正を行っています。
金利の推移をもとにした、今後の住宅ローンの動向予想
現時点で最も無難な予想としては、変動金利はしばらく据え置かれ、長期固定金利も低位安定の展開となるというものです。このように予想するのは次のような理由によります。
まず、昨年4月の消費税引き上げによってもたらされた景気後退を前提とすると、低金利政策は当面は維持されると断言できます。ただ、日銀の審議委員の中には同行の国債保有量が増えることに懸念を示す人もいると報道されています。しかし、安倍政権が当分続き、景気回復のために打てる手は打つであろうことも簡単に予想できます。そうなると、日銀が国債を大量に買い入れる量的緩和政策もまた、当分の間は続けられるでしょう。そうなると市場に出回る国債の量はどんどん減り続け、それに伴い利回りも低下し続けるでしょう。これによって金融機関としては、変動金利を据え置き、長期固定を低く抑える状況が続くと予想されます。
2015年1月人気の銀行
■新生銀行
新生銀行では変動金利(半年型)タイプ・当初固定金利タイプ(10年・15年)にお申込の方限定で、当初借入金利 年0.15%優遇キャンペーンを行っています。
キャンペーン適用期間は2014年12月1日~2015年2月28日までです。
このキャンペーンが適用されると金利が以下のようになります。
●変動金利 年0.73%
●10年固定金利 年1.25%
●15年固定金利 年1.40%
非常に低金利となっています。
さらに新生銀行では金利の他に各手数料が0円となるお得なサービスを展開しています。
これらの要因があり、新生銀行の住宅銀行は人気となっているようです。
また、申込のお客様一人ひとりに専任スタッフがつき、住宅ローン借入をバックアップしてくれます。
■住信SBIネット銀行
住信SBIネット銀行の住宅ローンは、住宅業界で働く方たちの77%が友人・知人に勧めたい住宅ローンに選んでいます。 また現在、期間限定で「Mr.住宅ローン」の固定金利5年を契約した方は金利が年0.49%となるキャンペーンを実施中です。
対象期間は2015年1月5日~3月31日までとなっています。
住信SBIが多くの方に選ばれる背景は金利の安さだけではありません。金利の他にもうれしいポイントがいっぱいです。
例えば団信・8大疾病の保険料が0円
障害保証の保険料も0円とお得なサービスを展開しています。
2015年1月度の金利は下記のとおりです。
●変動金利:0.650%
●10年固定金利:1.000%
●20年固定金利:1.580%
こちらも非常に低金利になっています。
Tags: 金利
住宅ローン金利比較(新規・借り換えでの適用金利)
名称 | 表面金利(%) | 優 遇 条 件 |
保証料 | 事務 手数料 |
繰上返済 手数料 (変動) |
来店 | 疾 病 保 険 |
詳細 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
変動 金利 |
10年 金利 |
20年 金利 |
||||||||
新生銀行 |
0.45 | 0.75 | 0.95 | なし ○ | なし ○ | ②契約事務手数料/保証料 借入金額がいくらでも55,000円~ ※ただし、変動金利<変動フォーカス>0.45%のみ、借入金額×2.2% | 無料 |
不要 ○ |
あり ○ | 詳細 |
住信SBIネット銀行 |
0.380 | 0.58 | 1.21 | なし ○ | なし ○ | 借入額の2.20%(税込) | 33,000円(税込) |
不要 ○ |
あり ○ | 詳細 |
りそな銀行 ※2020年3月 適用金利 |
0.429 | 0.60 | 0.90 | あり × | なし ○ | 33,000円(税込)+お借入金額×2.2% | 無料~33,000円(税込) |
不要 ○ |
あり ○ | 詳細 |
三菱UFJ銀行 |
0.475 | 0.64 | 2.84~2.99 | あり × | あり × | 33,000円(税込) | 無料~16,500円(税込) |
不要 ○ |
あり ○ | 詳細 |
優遇条件について
優遇条件がない場合、条件なく、表示金利で融資を受けることができます。
優遇条件がある場合、融資の優遇条件として「その銀行の預金口座を給与振込口座にする」「クレジットカードを作る」「投資口座を作る」などが必要 になります。
固定金利ならこちらの金融機関がおすすめ |
名称 | 金利 | 事務手数料 | 保証料 | 来店 | 金利 優遇条件 |
繰上げ 返済 |
詳細 | ||||
フラット35 | フラット35S | ||||||||||
15年以上~20年以下 | 21年以上~35年以下 | 当初5年 | 6~10年目 | 11年目以降 | |||||||
住信SBIネット銀行フラット35 |
1.03% | 1.12% | 0.78% | 0.78% | 1.03% | 借入額の0.99%(税込)~ | なし | 不要 | なし | 無料 | 詳細 |
楽天銀行フラット35 |
1.02% | 1.11% | 0.77% | 0.77% | 1.02% | 借入額の1.10% | なし | 要 | なし | 無料 | 詳細 |
ARUHI |
1.02% | 1.11% | 0.77% | 0.77% | 1.02% | 借入額の2.0% | なし | 要 | なし | 無料 | 詳細 |