【4月最新】住宅ローン情報 | https://xn--hekm0a443zu0m27w9kmkr7c.com

住宅ローン比較王
  • 【最新情報】 2024年12月21日現在
  • 住宅ローンの金利比較ランキング日本最大級!独自の取材記事を毎週掲載

【4月最新】住宅ローン情報

2014年度は低金利の時代

loannews201504 2015年度の金利を見る前に、2014年度どうしてここまで低金利になったのかを見ていきましょう。
 金利はなぜ低下したのでしょうか??


 安倍政権の『アベノミクス』が原因でしょうか?
 それとも、日銀による金融緩和が原因なのでしょうか?


 長引くデフレに対抗する為に、安倍政権は『アベノミクス』という日本経済を再生させるための政策をとりました。
 3つの政策を掲げたために、よく『3本の矢』と表されています。
 物価を上昇させ、企業の利益を上昇させる。
 その結果、給料が上がり、好景気を狙うという戦略がありました。
 政策により、物価は上昇し、特に4月は各企業、自社の商品の値段を引き上げてきました。


 また原因は『アベノミクス』だけではありません。
 日銀による『ゼロ金利政策』が大きく影響しています。
 住宅ローンの金利は長期金利と政策金利に比例します。


 ゼロ金利政策が依然として続けば、住宅ローンの金利に反映され、結果的に低金利を生み出すのです。
 2014年は特にこの影響が顕著に表れ、毎月毎月、金利が低下し、住宅ローンを組むにはもってこいの環境が作り出されました。

2015年4月度の金利はどうなるの??

 先も述べたとおり、金利というものは、日銀の政策金利によって幅広く変わります。
 つまり、『ゼロ金利政策』が続けば、各金融機関の金利は下がっていくのです。


 2015年度は前述した『アベノミクス』の効果が徐々に現れています。
 4月度は物価の上昇が発表されました。
 食品や、日用品だけでなく、介護費用や医療費などにも影響が出ている模様です。
 この流れを受けて、4月度は金利も多少は上がるのではないか?
 と、いうのが筆者の予想です。では一体どうなったのかを見ていきましょう。


フラット35の金利は上昇!!

 『フラット35』とは、住宅金融支援機構が展開している、長期固定型の住宅ローンです。
 毎月の返済額が一定なので、返済計画を綿密に立てることができ、多くの利用者の支持をえています。
 2014年度には、毎月低金利の状態を維持し、更新してきた『フラット35』ですが、2015年度は違うようです。


 日本経済新聞の4月1日のニュースによると『フラット35』の金利が2ヶ月連続で上昇したと言うことが発表されています。
 上昇したというものの、依然として低金利の状態であることには違いありません。
 それでも、毎月低金利を更新してきた『フラット35』にとって、この上昇は大きな一歩と言えるでしょう。


 2015年度も依然として低金利が続くと予想されますが、それでも僅かながら金利が上昇していくのではないか?と言うのが筆者の考えです。
 仮に住宅ローンを組むことをお考えの方にとっては、低金利の今のうちに住宅ローンを組むことが良いかもしれませんね。

各金融機関の金利はどうなっているの??

 『フラット35』は僅かながら金利が上昇しているということが分かりました。
 では、各金融機関の金利の状態はどうなのでしょうか??


 これまでどおり、日銀の『ゼロ金利政策』の影響で低金利であることには違いありません。
 4月1日発表の各金融機関の金利を見ていきましょう。


 日本の大手メガバンク、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の金利が発表されました。
 3銀行とも住宅ローンの主力は10年の固定型のタイプです。
 2015年2月までは、どちらの銀行も低金利を更新していましたが、3月度には僅かに上昇。
 さらに、4月度は金利を年1.25%に引き上げることを発表しました。


 これは2ヶ月連続の上昇となります。『アベノミクス』の影響が徐々に現れた結果ではないでしょうか?
 上昇幅は0.05%と微弱ですが、これから次第に上がっていくのではないかと予想されます。

すべての金融機関が金利上昇と言うわけではない!

 金融機関が軒並み、金利を上昇させる動きがあるのでは?そのような見方もありますが、金利上昇に踏み切らず、現状を維持した金融機関もあります。
 りそな銀行と三井住友信託銀行です。
 りそな銀行は年1.2%、三井住友信託銀行は年0.85%となっています。


 これらの金利は3月度変わっておらず、現状を維持した形です。
 銀行によっては、他行の金利上昇を静観し、とりえあえずは現状維持の形をとったのでしょう。
 上記で紹介した銀行も、僅かに金利が上昇しましたが、0.05%程度になります。
 上昇という範疇には含まれないような気がしますが、今後の展開には注目していきましょう。


ネットバンクはどうなの??

 低金利や個性的なサービスが支持されているネットバンク。
 2015年4月度の金利はどのようになっているのでしょう??


 ソニー銀行が4月度の金利を発表しました。
 3月度に発表された長期金利は年0.45%でしたが、今回発表された金利は0.38%。
 0.07%の引下げを行っています。


 また、新生銀行や住信SBIネット銀行、イオン銀行などの大手ネットバンクは金利の引下げを行っています。
 特に、住信SBIネット銀行では、変動金利年0.65%、5年固定金利年0.57%、主力である固定10年タイプでは年0.85%と、異常な低金利を発表しています。


 多くのメガバンクが金利の踏み切りをする中、ネットバンクは引下げを行いました。
 一般金融機関に流れる顧客を一気に取り込みたいという思惑があるのかもしれません。
 ソニー銀行では、月の半ばにも金利が発表されるので、注目して見ていきましょう。


 少なくとも、今住宅ローンを組むのであれば、大手メガバンクだけでなく、ネット銀行の視野にいれて考えることをおススメします。

まとめ

 『アベノミクス』による物価上昇の影響が住宅ローンにも現れているのではないでしょうか??
 大手メガバンクが金利の上昇に踏み切ったのも、このような影響が出ていると考えられます。


 但し、上昇率0.05%台であり、決して高くはありません。
 今後更に上昇していく可能性は否めませんが、4月度の金利を鑑みて、住宅ローンを組む金融機関を探してみてはいかがでしょうか??低金利状態が続く今の状態が住宅ローンを組む絶好の機会であると言えるでしょう。
 


住宅ローン金利比較(新規・借り換えでの適用金利)

名称 表面金利(%)


保証料 事務
手数料
繰上返済
手数料
(変動)
来店


詳細
変動
金利
10年
金利
20年
金利
新生銀行
新生銀行
0.45 0.75 0.95 なし ○ なし ○ ②契約事務手数料/保証料 借入金額がいくらでも55,000円~ ※ただし、変動金利<変動フォーカス>0.45%のみ、借入金額×2.2% 無料 不要
あり ○ 詳細
住信SBIネット銀行
住信SBIネット銀行
0.380 0.58 1.21 なし ○ なし ○ 借入額の2.20%(税込) 33,000円(税込) 不要
あり ○ 詳細
りそな銀行
りそな銀行
※2020年3月
適用金利
0.429 0.60 0.90 あり × なし ○ 33,000円(税込)+お借入金額×2.2% 無料~33,000円(税込) 不要
あり ○ 詳細
三菱UFJ銀行
三菱UFJ銀行
0.475 0.64 2.84~2.99 あり × あり × 33,000円(税込) 無料~16,500円(税込) 不要
あり ○ 詳細
固定金利ならこちらの金融機関がおすすめ
名称 金利 事務手数料 保証料 来店 金利
優遇条件
繰上げ
返済
詳細
フラット35 フラット35S
15年以上~20年以下 21年以上~35年以下 当初5年 6~10年目 11年目以降
住信SBIネット銀行フラット35
住信SBIネット銀行フラット35
1.03% 1.12% 0.78% 0.78% 1.03% 借入額の0.99%(税込)~ なし 不要 なし 無料 詳細
楽天銀行フラット35
楽天銀行フラット35
1.02% 1.11% 0.77% 0.77% 1.02% 借入額の1.10% なし なし 無料 詳細
ARUHI
ARUHI
1.02% 1.11% 0.77% 0.77% 1.02% 借入額の2.0% なし なし 無料 詳細
ページ先頭に戻る