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ネット専用住宅ローン

住信SBIネット銀行は変動金利・固定金利ともにかなりアグレッシブな価格設定をすることで有名です。
実店舗をもたないことで経費削減に成功し、他銀行では踏み込めないサービス展開をも可能としています。

特に「全疾病保障」が無料であることは驚きです。
「全疾病保障」とは、８疾病以外の病気やケガの２分類から構成されます。８大疾病保障は、ガンなどの三大疾病や高血圧・糖尿病など、万が一の備えになる保険で、通常であれば「金利＋0.3％」の価値があると言われています。
表記の金利よりもさらに「マイナス0.3％」として住宅ローン金利を計算すると、住信SBI住宅ローンのすごさがわかります。

さらに、被保険者が死亡もしくは高度障害状態となった場合、住宅ローンの完済となる「団体信用生命保険」も無料です。もしもの場合に家族への負債を防ぐことのできる重要な保険ですが、オプションプランを追加をすることもなくセットになっているのは大きな魅力の一つでしょう。

また、一部繰り上げ返済の手数料が1円から何度でも0円で可能であったり、イオン銀行、セブン銀行、ゆうちょ銀行、ローソンATM、ビューアルッテといったコンビニATMでの引き出しも無料など生活に紐づいたサービスも充実させているのは嬉しいです。

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住信SBIネット銀行の特徴

ネットバンクの特徴として、基本的に店舗も店員も必要ないので店舗型の銀行と比較すると大幅なコストカットが図れます。
その結果としてATM手数料が無料であったり、預金金利が高かったり、振込手数料が安かったりします。
この顧客への還元は住宅ローンでも同様です。

ネット銀行各社はおしなべて金利が安いです。
大きな金額が動くだけに、0.1%の金利が大きく影響する住宅ローンでは、金利は少しでも安いに越したことはありません。
その点、ネットバンクは他行よりも1歩リードです。
新規で借り入れる方も借り換えの方にもおすすめです。
しかし、ネットバンクならでは「運営実体が見えにくくて不安」といったデメリットを考えると、各ネットバンクの中でも規模の大きな住信SBIネット銀行は”安心”という観点からもオススメできる金融機関です。

ネットバンクゆえのデメリットはもうひとつあります。それは基本的に対人で相談が出来ないことです。申込みは完全にネットで完了し、仮審査承諾後の手続きは郵送と電話応対のみです。
この間、担当者など生身の人間と会うことは一切ありません。

すぐに顔を見て相談できないので、住宅ローンへの理解が浅い方には不安が残るかもしれません。
住信SBIネット銀行で住宅ローンを申し込む方に多いのは、ある程度ローンの仕組みに詳しい方や、現在のローン組みである程度の仕組みが分かっている方の借り換えが多いかもしれません。

住信SBIネット銀行は住宅ローンの派生商品も多く、「ペアローン」といった、同世帯内に一定収入のある方が2人いる場合、それぞれがローンを組む面白いローンシステムがあります。
これは親子やご夫婦向けのローン形態で、例えば4,000万円借りたい場合に夫婦で2,000万円ずつ借りることができます。

この場合それぞれに疾病や死亡の保障がつきます。現代社会ではご夫婦で奥様が一定収入を持っている場合も多く、そういった共働きの忙しい方はネットバンクに口座を持っていることが多いです。
住信SBIネット銀行がターゲットとしている層に向けた、まさに時代の動きにマッチしたネットバンクらしい商品です。

ネット銀行なのに店舗相談可能？

住信SBIネット銀行のグループ企業であるSBIマネープラザでは、住宅ローンの店舗相談が無料で可能です。SBIマネープラザは住信SBIネット銀行の住宅ローンを「MR.住宅ローン　REAL」という名前で代理販売しており、ほぼ同スペックの住宅ローンを対面販売で購入可能です。

住宅ローンには様々な金利プランがあり、初めて借りる方、また借り換えを行う方にとっては不安な面が大きいかと思います。ネットだけの情報では不安、どのプランにしたらいいか分からない！というかたはお近くのSBIマネープラザにてご相談してみてはいかがでしょうか。

⇒近くのSBIマネープラザを探す

住信SBIネット銀行の成り立ち

住信SBIネット銀行は1986年に当時の住友信託銀行（現三井住友信託銀行）とSBIホールディングスが共同で出資したネット専業銀行です。
今では一般的になっているネット銀行も、そのころはまだ世間に浸透しておらず業界の先駆け的な存在でした。

もともとSBIグループは金融とwebの融合をテーマに発足されたグループです。
web業界と金融業界の親和性に着目していた創業者の意向があるようなので、ネットバンクを確立させるのは自然な流れだったのでしょうか。

ネットバンク開始時は「店舗がなくて、人と会えないからネットバンクは何となく不安」といったお声もちろん多かったように思います。
しかし、ここ数年ではネットバンクで普段使い用の口座を作る人も増えてきています。

ネットバンクの魅力はATM手数料がかからなかったり、ネットバンクならではのコスト削減が顧客に還元されていることにあります。
また、オンラインでいろいろなことが済んでしまうので、忙しい人にもぴったりです。

現在人のニーズにマッチしたサービス展開で、住信SBIネット銀行の営業成績は右肩上がりです。
2008年には3000万円弱だった総預金額も2013年には3億弱になっています。
また、日本版顧客満足度指数（通称JCSI）にて銀行業界内で1位を取ったこともあります。
まさに、順調な企業成長と信頼性の高いネットバンクとなっています。

住信SBIネット銀行住宅ローンの金利推移